歴史街道 » #書籍抜粋の記事一覧

#書籍抜粋の記事一覧

勝敗を決めた小早川秀秋はいつ動いたのか? 関ヶ原合戦にまつわる諸説

河合敦(歴史研究家)

勝敗を決めた小早川秀秋はいつ動いたのか? 関ヶ原合戦にまつわる諸説

河合敦(歴史研究家)

徳川家康は戦国乱世を収拾し、江戸時代という平和な世の中をつくりあげた。ただ、彼の人生はまさに波瀾万丈であり、苦難や危機の連続だった。 本稿では、関ヶ原合戦にまつわる「問鉄砲」をはじめとする諸説を歴史研究家...

なぜ命がけでジョークを語るのか?ロシアで「アネクドート」が途絶えない理由

名越健郎 (拓殖大学客員教授)

なぜ命がけでジョークを語るのか?ロシアで「アネクドート」が途絶えない理由

名越健郎 (拓殖大学客員教授)

ロシアには「アネクドート」の文化がある。社会や政治を揶揄するような、風刺を込めた小話のことだ。彼らがアネクドートを必要とした理由とは。長い歴史のなかで、どのようなアネクドートが編まれてきたのか。2度のモスクワ滞...

【2027大河『逆賊の幕臣』】小栗忠順(上野介)はなぜ出世できた?幕府が「目付」に抜擢した本当の理由

安藤優一郎(歴史家)

【2027大河『逆賊の幕臣』】小栗忠順(上野介)はなぜ出世できた?幕府が「目付」に抜擢した本当の理由

安藤優一郎(歴史家)

小栗忠順(出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」https://www.ndl.go.jp/portrait/) 2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公として注目を集める小栗忠順(おぐりただまさ/上野介)。若くして格式の高い「書院番」...

佐和山城を抜き、一気に大阪城へ 家康の計略と三成の誤算

河合敦(歴史研究家)

佐和山城を抜き、一気に大阪城へ 家康の計略と三成の誤算

河合敦(歴史研究家)

徳川家康は戦国乱世を収拾し、江戸時代という平和な世の中をつくりあげた。ただ、彼の人生はまさに波瀾万丈であり、苦難や危機の連続だった。 本稿では、慶長5年(1600)小山評定から関ヶ原合戦に至る両陣営の思惑を歴史...

【2027大河】小栗忠順(上野介)は酒も女も興味なし?14歳で見せた「豪胆な姿」とは

安藤優一郎 (歴史家)

【2027大河】小栗忠順(上野介)は酒も女も興味なし?14歳で見せた「豪胆な姿」とは

安藤優一郎 (歴史家)

ヴェルニー公園の小栗上野介忠順像(撮影:PHPオンライン編集部) 幕末において日本の近代化をリードした小栗忠順(おぐりただまさ/上野介)。青年期の彼は、花見に出かけても桜や酒、女性に関心を示さず、川の治水につ...

会津遠征は家康の独断か? 関ヶ原合戦前夜を検証する

河合敦(歴史研究家)

会津遠征は家康の独断か? 関ヶ原合戦前夜を検証する

河合敦(歴史研究家)

徳川家康は戦国乱世を収拾し、江戸時代という平和な世の中をつくりあげた。ただ、彼の人生はまさに波瀾万丈であり、苦難や危機の連続だった。 本稿では、慶長5年(1600)6月関ヶ原合戦前夜、家康は上坂をしぶる上杉氏の...

秀吉の没後、家康は本当に豹変したのか? 五大老・五奉行と遺言書の中身

河合敦(歴史研究家)

秀吉の没後、家康は本当に豹変したのか? 五大老・五奉行と遺言書の中身

河合敦(歴史研究家)

徳川家康は戦国乱世を収拾し、江戸時代という平和な世の中をつくりあげた。ただ、彼の人生はまさに波瀾万丈であり、苦難や危機の連続だった。 本稿では、豊臣秀吉が自らの死期を悟ったとき、天下の後時を誰に託そうとし...

戦争する国は「地理」で決まる?なぜ大陸国家は侵略をやめられないのか

宇山卓栄(著作家)

戦争する国は「地理」で決まる?なぜ大陸国家は侵略をやめられないのか

宇山卓栄(著作家)

四方を海に囲まれた日本では、普段「国境線」を意識することはあまりありません。しかし世界の大半の国々にとって、国境とは「隣と地続きの、ただの地面」。いつ侵略されてもおかしくない「大陸国家」と、海という「最強の防...

あまりにもむごい関東移封 徳川家康はなぜ受け入れたのか?

河合敦(歴史研究家)

あまりにもむごい関東移封 徳川家康はなぜ受け入れたのか?

河合敦(歴史研究家)

徳川家康は戦国乱世を収拾し、江戸時代という平和な世の中をつくりあげた。ただ、彼の人生はまさに波瀾万丈であり、苦難や危機の連続だった。 本稿では、羽柴(豊臣)秀吉の天下統一後、父祖の地を奪われ、関東への移封...

「独裁」と「民主主義」は気候で決まる?地図に浮かぶ“自由の境界線”

宇山卓栄(著作家)

「独裁」と「民主主義」は気候で決まる?地図に浮かぶ“自由の境界線”

宇山卓栄(著作家)

私たちは政治体制のあり方について「民主主義は正しい」「独裁は間違っている」と理念の戦いとして捉えがちです。しかし、世界地図でこの両者を色分けしてみると、驚くべき事実が浮かび上がります。「独裁的な国」の多くは「...

なぜスイスとシンガポールは「世界の金庫」に? 山と海が武器になる納得の理由

宇山卓栄(著作家)

なぜスイスとシンガポールは「世界の金庫」に? 山と海が武器になる納得の理由

宇山卓栄(著作家)

世界中の超富裕層が自分の資産を守るために求めるもの、それは「安全」です。彼らから不動の支持を得ているのがヨーロッパの「スイス」とアジアの「シンガポール」。どちらも資源を持たない小国でありながら、なぜ「世界の金...

劉邦の忠臣となった「始皇帝の暗殺に失敗した人物」 お尋ね者だった張良の転機

島崎晋(歴史作家)

劉邦の忠臣となった「始皇帝の暗殺に失敗した人物」 お尋ね者だった張良の転機

島崎晋(歴史作家)

↑劉邦の挙兵(河南省永城市場の漢高祖斬白蛇記念碑付設の展示室より) 大ヒット漫画『キングダム』を読み、中国史に興味を抱いたという方も多いだろう。中国古代史を知るうえで欠かせない歴史書と言えば、『史記』だ...

なぜ黒人は奴隷にされた?「気候」と「免疫」が招いた悲劇のパズル

宇山卓栄(著作家)

なぜ黒人は奴隷にされた?「気候」と「免疫」が招いた悲劇のパズル

宇山卓栄(著作家)

16世紀から19世紀にかけて行われた「奴隷貿易」。悪名高きこのシステムは「人種差別が原因だ」と認識している人は多いでしょう。しかし現代の歴史学では、差別は“後付けの正当化”だったと考えられています。 なぜ西洋...

昭王の追手に狙われるも、鶏の鳴きまねで命拾い 食客を重んじた孟嘗君の眼力

島崎晋(歴史作家)

昭王の追手に狙われるも、鶏の鳴きまねで命拾い 食客を重んじた孟嘗君の眼力

島崎晋(歴史作家)

(国立公文書館蔵) 大ヒット漫画『キングダム』を読み、中国史に興味を抱いたという方も多いだろう。中国古代史を知るうえで欠かせない歴史書と言えば、『史記』だ。その中には、中国戦国時代の名君・孟嘗君の逸話について...

イギリス産業革命の引き金は「森の消滅」?島国ゆえに起きた奇跡の逆転劇

宇山卓栄(著作家)

イギリス産業革命の引き金は「森の消滅」?島国ゆえに起きた奇跡の逆転劇

宇山卓栄(著作家)

世界史の教科書に書かれている「18世紀後半、イギリスで産業革命が始まった」という事実。しかし当時のイギリスはヨーロッパの端にある小さな島国に過ぎず、国力ではフランスが、科学技術では中国(清)のほうがはるかに上回...

「始皇帝は非常にわがまま」と言われ激怒 学者460人を穴埋めにした天下の見せしめ

島崎晋(歴史作家)

「始皇帝は非常にわがまま」と言われ激怒 学者460人を穴埋めにした天下の見せしめ

島崎晋(歴史作家)

始皇帝陵 大ヒット漫画『キングダム』を読み、秦王政、のちの始皇帝に興味を抱いたという方も多いだろう。彼の時代を知るための貴重な史料が『史記』だ。その中には、始皇帝が即位後に断行した政策についても詳細に記されて...

なぜ蒙恬は投獄された? 始皇帝の死後、宦官の趙高がたくらんだ「とんでもない陰謀」

島崎晋(歴史作家)

なぜ蒙恬は投獄された? 始皇帝の死後、宦官の趙高がたくらんだ「とんでもない陰謀」

島崎晋(歴史作家)

兵馬俑。始皇帝陵の陪葬坑 大ヒット漫画『キングダム』を読み、秦王政、のちの始皇帝に興味を抱いたという方も多いだろう。彼の時代を知るための貴重な歴史書が『史記』だ。この『史記』をひもとくと、始皇帝の死後には...

2027年大河・小栗忠順のやばい素顔 役人を「うんこ製造機」扱いした天才官僚

本郷和人(歴史学者),滝乃みわこ(執筆者)

2027年大河・小栗忠順のやばい素顔 役人を「うんこ製造機」扱いした天才官僚

本郷和人(歴史学者),滝乃みわこ(執筆者)

横須賀・ヴェルニー公園の小栗上野介忠順像(撮影:PHPオンライン編集部) 2027年の大河ドラマの主人公は小栗忠順ですが、彼が何をしたのか、語れる人は少ないのではないでしょうか。 攘夷思想が蔓延する幕末において「外...

家康は食い逃げ、光秀の妻は信長をボコボコに 本郷和人が明かす戦国武将のやばい事件

本郷和人(歴史学者),滝乃みわこ(執筆者)

家康は食い逃げ、光秀の妻は信長をボコボコに 本郷和人が明かす戦国武将のやばい事件

本郷和人(歴史学者),滝乃みわこ(執筆者)

ドラマ等では勇ましい姿で描かれる戦国武将ですが、加賀百万石の礎を築いた前田利家も、江戸幕府を開いた徳川家康も、若い頃には「殺人」や「食い逃げ」など、驚くような失態をやらかしていました。歴史学者・本郷和人氏が、...

歴史学者・本郷和人が明かす秀吉のやばい実像 妻への「うんこ」手紙とコスプレ大会

本郷和人(歴史学者),滝乃みわこ(執筆者)

歴史学者・本郷和人が明かす秀吉のやばい実像 妻への「うんこ」手紙とコスプレ大会

本郷和人(歴史学者),滝乃みわこ(執筆者)

現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で注目を集める豊臣秀吉。戦国時代随一の出世を遂げ、「人たらし」のイメージが定着していますが、その素顔はなかなかにクセの強い人物だったようです。現代人の常識からは想像もでき...

『豊臣兄弟!』では描かれない?本郷和人が語る、豊臣秀吉の「残酷すぎる合理主義」

本郷和人(歴史学者)

『豊臣兄弟!』では描かれない?本郷和人が語る、豊臣秀吉の「残酷すぎる合理主義」

本郷和人(歴史学者)

低い身分から天下人へと上り詰めた豊臣秀吉。その成功の裏には、家柄を無視した人材登用など、鎌倉以来の武士の伝統を破壊するほどの、冷酷ともいえる合理性がありました。身内すら駒として扱うドライな人間関係、重臣たちを...

【本郷和人が解説】武士はなぜ「首」に執着した? 源義経が強行した「生首のパレード」

本郷和人(歴史学者)

【本郷和人が解説】武士はなぜ「首」に執着した? 源義経が強行した「生首のパレード」

本郷和人(歴史学者)

「後三年合戦絵巻 巻下」に描かれた生首(出典:ColBase) 「敵の首を取る」という言葉が、文字通りの意味を持っていた時代。鎌倉武士たちにとって、首は自らの手柄をアピールし、勝者の権力を示すための「政治的ツール」...

町中に悪臭が漂い、死体が道端にゴロゴロ...本郷和人が明かす「庶民から見た平安京」の現実

本郷和人(歴史学者)

町中に悪臭が漂い、死体が道端にゴロゴロ...本郷和人が明かす「庶民から見た平安京」の現実

本郷和人(歴史学者)

「九相図」の一場面(出典:ColBase) 貴族文化の優雅なイメージの強い平安京。しかしその華やかさの裏側に、現代人には想像を絶する「凄惨で過酷な現実」がありました。芥川龍之介の『羅生門』が描いたような死体放置の事実...

秀吉はなぜ「最強軍団」を作れたのか? 竹中半兵衛・黒田官兵衛ら異才を束ねた組織術

柴裕之(東洋大学・駒澤大学非常勤講師)

秀吉はなぜ「最強軍団」を作れたのか? 竹中半兵衛・黒田官兵衛ら異才を束ねた組織術

柴裕之(東洋大学・駒澤大学非常勤講師)

竹中氏陣屋 一代で天下人に登りつめた豊臣秀吉。代々仕える家臣がいない「成り上がり」の彼が、なぜ竹中半兵衛や黒田官兵衛、加藤清正ら多才な家臣を束ね、最強の軍団を築くことができたのでしょうか。実力重視の登用、家...

秀吉の「爆速出世」を支えた弟・秀長の実像 信長も認めた“最強の補佐官”は何をした?

柴裕之(東洋大学・駒澤大学非常勤講師)

秀吉の「爆速出世」を支えた弟・秀長の実像 信長も認めた“最強の補佐官”は何をした?

柴裕之(東洋大学・駒澤大学非常勤講師)

大和郡山城 豊臣秀吉から絶大な信頼を寄せられ、天下取りに欠かせなかったと言われるほどの存在感を示した弟の豊臣秀長。秀吉同様、前半生は謎に包まれていますが、近年、その謎は少しずつ解明されつつあります。秀吉の右腕...

秀吉はなぜ爆速出世した? 墨俣一夜城の真相と、驚きの城下町経営

柴裕之(東洋大学・駒澤大学非常勤講師)

秀吉はなぜ爆速出世した? 墨俣一夜城の真相と、驚きの城下町経営

柴裕之(東洋大学・駒澤大学非常勤講師)

  「戦国一の出世頭」として知られる豊臣秀吉。出自のわからない身分から天下人へと昇り詰めた彼の人生は、織田信長との出会いを抜きに語ることはできない。出世の足がかりとして語られる「墨俣一夜城」の真実や、命懸...

古代ローマの浴場は「スーパー銭湯」ラテン語さんと訪ねるカラカッラ帝の光と闇

ラテン語さん(ラテン語研究者)

古代ローマの浴場は「スーパー銭湯」ラテン語さんと訪ねるカラカッラ帝の光と闇

ラテン語さん(ラテン語研究者)

アルジェンターリ門に掘られたレリーフ(撮影:筆者) ローマの街には、街角の碑文、教会の壁、噴水の銘文など、今も都市の中にラテン語が生き続けているーー高校2年生からラテン語の学習を始め、X(旧Twitter)などでラ...

ラテン語学習のきっかけは"夢の国のホテル" バチカンで出会った「本物の地図」

ラテン語さん(ラテン語研究者)

ラテン語学習のきっかけは"夢の国のホテル" バチカンで出会った「本物の地図」

ラテン語さん(ラテン語研究者)

サン・ピエトロ大聖堂(撮影:筆者、以下同) ローマの街には、街角の碑文、教会の壁、噴水の銘文など、今も都市の中にラテン語が生き続けているーー高校2年生からラテン語の学習を始め、X(旧Twitter)などでラテン語のおも...

トレヴィの泉の碑文には何が書いてある?ラテン語さんと巡る、ローマ巡礼都市の記憶

ラテン語さん(ラテン語研究者)

トレヴィの泉の碑文には何が書いてある?ラテン語さんと巡る、ローマ巡礼都市の記憶

ラテン語さん(ラテン語研究者)

スペイン階段付近(撮影:筆者、以下同) ローマの街には、街角の碑文、教会の壁、噴水の銘文など、今も都市の中にラテン語が生き続けているーー高校2年生からラテン語の学習を始め、X(旧Twitter)などでラテン語のおもしろ...

「あつ森」のあの彫刻の本物も!ラテン語さんと訪ねるカピトリーノ美術館の至宝

ラテン語さん(ラテン語研究者)

「あつ森」のあの彫刻の本物も!ラテン語さんと訪ねるカピトリーノ美術館の至宝

ラテン語さん(ラテン語研究者)

カピトリーノ美術館(撮影:筆者) ローマの街には、街角の碑文、教会の壁、噴水の銘文など、今も都市の中にラテン語が生き続けているーー高校2年生からラテン語の学習を始め、X(旧Twitter)などでラテン語のおもしろさを発...

西郷従道「切腹覚悟で軍艦を買え」 国家破滅を防いだ“ルール無視”の決断力

神野正史(元河合塾世界史講師/YouTube神野の世界史劇場「神野塾」主宰)

西郷従道「切腹覚悟で軍艦を買え」 国家破滅を防いだ“ルール無視”の決断力

神野正史(元河合塾世界史講師/YouTube神野の世界史劇場「神野塾」主宰)

「きまり」は守るべきものであるものの、時にはルールを破る勇気も必要ーー。 西郷隆盛の弟・西郷従道は、予算が足りず旗艦「三笠」を購入できそうにないと知るや、驚くべき行動に出ます。 法や慣習を遵守することにこだ...

鎌倉幕府を滅ぼした「モンゴル帝国の貨幣経済」 宋銭の流入による社会の変動

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

鎌倉幕府を滅ぼした「モンゴル帝国の貨幣経済」 宋銭の流入による社会の変動

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

鎌倉幕府が北条氏を中心に体制を固めていた13世紀、大陸ではモンゴル帝国が急成長していた。その頂点に立ったのが、チンギス・カンの孫、クビライだ。 クビライは、中国全土を支配下に収めた後、征服によって生じた官僚...

徳川家は戦国大名の「富」を恐れた? 鎖国を200年貫いた江戸幕府の狙い

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

徳川家は戦国大名の「富」を恐れた? 鎖国を200年貫いた江戸幕府の狙い

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

江戸幕府は、海外との交易を全面的に拒否していたわけではない。むしろ、徳川家康の基本方針は、「交易を統制しながら、交易の実利は積極的に得る」というものだった。 しかし17世紀に入ると、幕府は次第に交易を制限し...

なぜ関東には有力な戦国大名が育たなかった? 原因となった「室町幕府の分断統治」

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

なぜ関東には有力な戦国大名が育たなかった? 原因となった「室町幕府の分断統治」

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

1493年、京都では管領・細川政元が、将軍・足利義材をクーデターで追放する「明応の政変」が勃発。同じ年、泥沼の「享徳の乱」に揺れる関東でも、歴史の転換点が訪れる。伊豆を拠点としていた堀越公方を、のちの北条早雲が滅...

家康も恐れた「豊臣秀頼の賢さ」 秀吉が甥を切腹させ守った幼い後継者

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

家康も恐れた「豊臣秀頼の賢さ」 秀吉が甥を切腹させ守った幼い後継者

出口治明(立命館アジア太平洋大学(APU)前学長・名誉教授)

豊臣秀頼像(大阪市、玉造稲荷神社) 大河ドラマ『豊臣兄弟!』でも注目を集めている、戦国の天下人・豊臣秀吉。しかし後年、豊臣政権は深刻な後継者問題を抱えることになる。側室・淀殿に秀頼が生まれたことで一変した秀...

豊臣秀長の領地改革はなぜ成功した?既存勢力の抵抗を制した「政治力」

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

豊臣秀長の領地改革はなぜ成功した?既存勢力の抵抗を制した「政治力」

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

大和郡山城 2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、豊臣秀吉とその弟・秀長の物語だ。天正13(1585)年、総大将として四国征伐を成し遂げた秀長は、その功績により大和国を加増される。しかし大和は寺社勢力の強い地域で、統治...

秀吉も家康も大ウソつきだった!情報戦に長けた天下人の驚くべきハッタリ戦略とは?

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

秀吉も家康も大ウソつきだった!情報戦に長けた天下人の驚くべきハッタリ戦略とは?

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、豊臣秀吉とその弟・秀長の物語だ。大言壮語の兄・秀吉は、ハッタリを駆使しながら出世街道をかけ上っていく。そしてもう一人、平気でウソを並べ、情勢をコントロールしていく戦略上手が...

豊臣秀長なくして「墨俣一夜城」は実現しなかった?秀吉の出世を支えた弟の戦略

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

豊臣秀長なくして「墨俣一夜城」は実現しなかった?秀吉の出世を支えた弟の戦略

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

天下人となった豊臣秀吉だが、その偉業を成し遂げた背景には、弟・豊臣秀長の存在が不可欠であった。農民出の秀吉が出世街道を歩み出したエピソードとして知られる「墨俣一夜城」や「稲葉山城攻略」には秀長の活躍があったと...

秀吉を天下人にした弟・豊臣秀長 正反対の兄弟はなぜ仲違いしなかったのか

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

秀吉を天下人にした弟・豊臣秀長 正反対の兄弟はなぜ仲違いしなかったのか

真山知幸(伝記作家、偉人研究家)

「太平記拾遺 四 大和大納言秀長」(部分、東京都立中央図書館蔵) 天下人となった豊臣秀吉だが、その偉業を成し遂げた背景には、弟・豊臣秀長の存在が不可欠であった。思うがまま自由奔放に生きた秀吉と、マジメで協調性のあ...

ナポレオンが“奴隷貿易を復活させた”理由 経済政策の裏にあった現実

福井憲彦(学習院大学名誉教授)

ナポレオンが“奴隷貿易を復活させた”理由 経済政策の裏にあった現実

福井憲彦(学習院大学名誉教授)

ナポレオン政権の時代、フランスは長引く戦争と財政難に直面していた。中央集権化の推進や工業化政策、大陸封鎖令といった経済改革が試みられたものの、期待した効果は得られず、国家は新たな収入源を求めざるを得なくなる。...