歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2026年10月05日

豊臣秀吉にはめられた? 北条家滅亡の引き金となった“名胡桃城事件”の本質

橋場日月(作家)

豊臣秀吉にはめられた? 北条家滅亡の引き金となった“名胡桃城事件”の本質

豊臣秀吉にはめられた? 北条家滅亡の引き金となった“名胡桃城事件”の本質

橋場日月(作家)

天正17年(1589)、北条家の家臣・猪俣邦憲が真田昌幸の領する名胡桃城を奪取した。この事件は、小田原合戦と北条家の滅亡に繫がるが、その真相は謎に包まれている。なぜ、猪俣は城を攻め取ったのか。なぜ、城はあえなく落ち...

2026年10月02日

小早川秀秋は、本当に裏切者で凡将だったのか?

光成準治(九州大学大学院特別研究者)

小早川秀秋は、本当に裏切者で凡将だったのか?

小早川秀秋は、本当に裏切者で凡将だったのか?

光成準治(九州大学大学院特別研究者)

松尾山・小早川秀秋陣跡から眺める関ヶ原古戦場 小早川秀秋は、関ケ原合戦での「裏切者」として語られるだけでなく、裏切りに至るまでの経緯や、豊臣秀吉に訓戒されたことから、愚純な「凡将」とのイメージが強い。だが果...

2026年10月02日

女流歌人・伊勢も生活に窮して家を売った? 平安貴族のおうち事情

山口博(富山大学・聖徳大学名誉教授)

女流歌人・伊勢も生活に窮して家を売った? 平安貴族のおうち事情

女流歌人・伊勢も生活に窮して家を売った? 平安貴族のおうち事情

山口博(富山大学・聖徳大学名誉教授)

平安時代の和歌を掲載する歌集は、『古今和歌集』から『新古今和歌集』に至る勅撰八代集だけではない。『紫式部集』『清少納言集』など、個人歌集が平安時代だけでも172人分は知られている。 そこには、自然の美しい風物...

2026年10月01日

北条時行はどんな人物? 7歳で挙兵し、18年間戦い続けた波乱の人生

鈴木由美(中世内乱研究会会長)

北条時行はどんな人物? 7歳で挙兵し、18年間戦い続けた波乱の人生

北条時行はどんな人物? 7歳で挙兵し、18年間戦い続けた波乱の人生

鈴木由美(中世内乱研究会会長)

東勝寺跡 腹切やぐら入口 後醍醐天皇による建武政権の発足後、それに対する反乱「中先代の乱」が勃発。その旗印となったのは、わずか7歳ほどという北条時行であった。北条得宗家の血を引く少年は、それから18年にわたっ...

2026年09月29日

「長き命ぞ恨みなる」 長生きを嘆いた平安貴族たちの苦悩

山口博(富山大学・聖徳大学名誉教授)

「長き命ぞ恨みなる」 長生きを嘆いた平安貴族たちの苦悩

「長き命ぞ恨みなる」 長生きを嘆いた平安貴族たちの苦悩

山口博(富山大学・聖徳大学名誉教授)

平安時代の和歌を掲載する歌集は、『古今和歌集』から『新古今和歌集』に至る勅撰八代集だけではない。『紫式部集』『清少納言集』など、個人歌集が平安時代だけでも172人分は知られている。 そこには、自然の美しい風物...

2026年09月24日

【豊臣秀吉の弱点】実は鎌倉以来の最弱政権?「領地分散」が招いた家康との兵力差

大村大次郎(元国税調査官)

【豊臣秀吉の弱点】実は鎌倉以来の最弱政権?「領地分散」が招いた家康との兵力差

【豊臣秀吉の弱点】実は鎌倉以来の最弱政権?「領地分散」が招いた家康との兵力差

大村大次郎(元国税調査官)

農民から天下人にまで登り詰め、絢爛豪華な文化を築いた豊臣秀吉。その資金は潤沢で、政権は盤石であったかのように見えるが、実は「脆弱な財政・軍事基盤」の上に成り立っていた。意外にも直轄領は少なく、徳川家康以下であ...

2026年09月22日

【武田信玄の誤算】なぜ鉄砲を使えなかった?「港」への執念と信長の経済封鎖

大村大次郎(元国税調査官)

【武田信玄の誤算】なぜ鉄砲を使えなかった?「港」への執念と信長の経済封鎖

【武田信玄の誤算】なぜ鉄砲を使えなかった?「港」への執念と信長の経済封鎖

大村大次郎(元国税調査官)

戦国最強と謳われた武田騎馬軍団。長篠の戦いでは、いち早く鉄砲を導入した織田軍に対し、旧来の戦い方にこだわったために敗北した、というイメージを持っている方も多いだろう。しかし実は、信玄自身は誰よりも早く「鉄砲」...

2026年09月17日

なぜ織田信長は副将軍より「堺」を欲したのか?天下統一を支えた経済戦略

大村大次郎(元国税調査官)

なぜ織田信長は副将軍より「堺」を欲したのか?天下統一を支えた経済戦略

なぜ織田信長は副将軍より「堺」を欲したのか?天下統一を支えた経済戦略

大村大次郎(元国税調査官)

強力な軍勢を有し、戦国の覇者となった織田信長。その強さを支えていたのは「抜きん出た経済力」にあった。信長はなぜ莫大な富を得ることができたのか。そして、なぜ「副将軍」という地位を断り、自治都市「堺」の支配にこだ...

2026年09月16日

藤堂高虎の傑作 宇和島城は「五角形」の罠?今治城は城内に港!【名城の謎】

真山知幸(伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA))

藤堂高虎の傑作 宇和島城は「五角形」の罠?今治城は城内に港!【名城の謎】

藤堂高虎の傑作 宇和島城は「五角形」の罠?今治城は城内に港!【名城の謎】

真山知幸(伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA))

今治城と藤堂高虎像 「築城の名手」として歴史に名を刻む戦国武将・藤堂高虎。彼が愛媛の地に築いた宇和島城と今治城には、従来の城郭の常識を覆す驚きの仕掛けが施されていました。 一見すると四角形に見え、幕府の隠密さ...

2026年09月14日

国宝・彦根城は「寄せ集め」?会津若松城(鶴ヶ城)赤瓦の理由【名城の謎】

真山知幸(伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA))

国宝・彦根城は「寄せ集め」?会津若松城(鶴ヶ城)赤瓦の理由【名城の謎】

国宝・彦根城は「寄せ集め」?会津若松城(鶴ヶ城)赤瓦の理由【名城の謎】

真山知幸(伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA))

会津若松城 滋賀県が誇る国宝「彦根城」と、福島県のシンボルである「会津若松城(鶴ヶ城)」。誰もが知る名城ですが、実はその構造や歴史には、知られざる「へんな」ポイントがありました。 彦根城は他のお城の建材を...

2026年09月11日

五稜郭はなぜ星形?西洋要塞の弱点と、軍事マニアが造った龍岡城【名城の謎】

真山知幸(伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA))

五稜郭はなぜ星形?西洋要塞の弱点と、軍事マニアが造った龍岡城【名城の謎】

五稜郭はなぜ星形?西洋要塞の弱点と、軍事マニアが造った龍岡城【名城の謎】

真山知幸(伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA))

日本有数の観光地として知られる北海道函館の「五稜郭」。その特徴的な星形の構造は、黒船来航に備えられた「西洋式要塞」の姿でした。「死角がない完璧な城」として誕生した五稜郭ですが、実は意外すぎる弱点と、予算不足に...

2026年09月11日

大久保利通はなぜ暗殺された?殺害予告を笑って無視した痛恨の油断

河合敦(歴史作家)

大久保利通はなぜ暗殺された?殺害予告を笑って無視した痛恨の油断

大久保利通はなぜ暗殺された?殺害予告を笑って無視した痛恨の油断

河合敦(歴史作家)

明治維新の「三傑」のひとりとして、近代日本の礎を築いた大久保利通。彼は明治11年5月、白昼堂々6人の刺客によって惨殺されてしまいました。実はこの事件、事前に忠告があり、殺害予告も届いていたため、「防げたはずの事件...

2026年09月08日

南北朝動乱は足利尊氏のせい?後醍醐天皇をうっかり逃がす痛すぎる失態

河合敦(歴史作家)

南北朝動乱は足利尊氏のせい?後醍醐天皇をうっかり逃がす痛すぎる失態

南北朝動乱は足利尊氏のせい?後醍醐天皇をうっかり逃がす痛すぎる失態

河合敦(歴史作家)

室町幕府を開いた足利尊氏ですが、その後迎えることとなる「南北朝の動乱」は、彼の「うかつさ」と「甘さ」が、引き起こしていました。幽閉していた後醍醐天皇に脱出を許し、「勝手に出ていってくれたのは吉事」と呑気に構え...

2026年09月07日

日露戦争で「調子に乗っている」?日本が米英から孤立した痛恨の外交ミス

伊藤賀一(社会科講師)

日露戦争で「調子に乗っている」?日本が米英から孤立した痛恨の外交ミス

日露戦争で「調子に乗っている」?日本が米英から孤立した痛恨の外交ミス

伊藤賀一(社会科講師)

日露戦争で大国ロシアを下し、ついに「欧米列強の仲間入り」を果たした日本。しかしその勝利の裏で、日本は国際社会から急速に警戒され、孤立への道を歩み始めていました。なぜ親日的だったアメリカや同盟国のイギリスまでも...

2026年09月04日

ソ連の台頭を恐れてポツダム宣言から締め出すも...対日参戦を求めた連合国の駆け引き

千々和泰明(防衛省防衛研究所国際紛争史研究室長)

ソ連の台頭を恐れてポツダム宣言から締め出すも...対日参戦を求めた連合国の駆け引き

ソ連の台頭を恐れてポツダム宣言から締め出すも...対日参戦を求めた連合国の駆け引き

千々和泰明(防衛省防衛研究所国際紛争史研究室長)

1945年7月、ポツダム会談。左からウィンストン・チャーチル英首相、ハリー・トルーマン米大統領、ソ連最高指導者ヨシフ・スターリン(写真:U.S. Army Signal Corps / Harry S. Truman Library & Museum) ソ連の急速...

2026年09月03日

なぜ北条時宗はフビライを無視した?元寇を招いた若き執権の無知

河合敦(歴史作家)

なぜ北条時宗はフビライを無視した?元寇を招いた若き執権の無知

なぜ北条時宗はフビライを無視した?元寇を招いた若き執権の無知

河合敦(歴史作家)

元軍の侵攻を跳ね返した英雄として知られる鎌倉幕府の8代執権・北条時宗。しかし、そもそも「元寇」を引き起こした要因は、当時18歳だった時宗や幕府が、世界情勢に対しあまりにも無知だったことにありました。結果的に「鎌倉...

2026年09月02日

豊臣秀吉の朝鮮出兵は天下統一の副作用?「せざるを得なかった」大人の事情

伊藤賀一(社会科講師)

豊臣秀吉の朝鮮出兵は天下統一の副作用?「せざるを得なかった」大人の事情

豊臣秀吉の朝鮮出兵は天下統一の副作用?「せざるを得なかった」大人の事情

伊藤賀一(社会科講師)

歴史を学ぶことは、社会人として、日本人として身につけておきたい「教養」です。本稿は、社会科講師としてオンライン授業を数多く手掛けてきた伊藤賀一氏が「大人のための日本史講義」を開講。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉...

2026年08月28日

古代日本は「のび太」?伊藤賀一がドラえもんで語る東アジア史と地政学

伊藤賀一(社会科講師)

古代日本は「のび太」?伊藤賀一がドラえもんで語る東アジア史と地政学

古代日本は「のび太」?伊藤賀一がドラえもんで語る東アジア史と地政学

伊藤賀一(社会科講師)

「学校で古代史を習ったが、よく憶えていない」――そんな人は多いのではないでしょうか。しかし歴史を学ぶことは、現代を理解するうえでのヒントにもなり得るもの。社会人として、日本人として持っておくべき「教養」です。本...

2026年08月27日

織田信長からの協力要請を拒否? 何度負けても「信長に抗った」六角義賢・義治父子の生涯

鷹橋忍(作家)

織田信長からの協力要請を拒否? 何度負けても「信長に抗った」六角義賢・義治父子の生涯

織田信長からの協力要請を拒否? 何度負けても「信長に抗った」六角義賢・義治父子の生涯

鷹橋忍(作家)

織田信長と戦わずして敗れた......。南近江の戦国大名、六角義賢(ろっかくよしかた)・義治(よしはる)父子は、そのように見られがちだ。だが、それは違う。敗れはしたものの、そのたびに再起し、信長に抗い続けたのだ。父...

2026年08月21日

「石油が高騰すれば統治できる」プーチンを皮肉るロシアの小話「アネクドート」の切れ味

名越健郎 (拓殖大学客員教授)

「石油が高騰すれば統治できる」プーチンを皮肉るロシアの小話「アネクドート」の切れ味

「石油が高騰すれば統治できる」プーチンを皮肉るロシアの小話「アネクドート」の切れ味

名越健郎 (拓殖大学客員教授)

ロシアには「アネクドート」の文化がある。社会や政治を揶揄するような、風刺を込めた小話のことだ。元KGBのスパイであり、謎多きイメージのあるプーチン大統領に対し、ロシア国民はどのようなアネクドートを語っているのか。...