歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2024年11月15日

劉邦は鼻が高く、輪郭は龍のようだった...人相見が驚愕した「天下をとる奇相」

島崎晋(歴史作家)

劉邦は鼻が高く、輪郭は龍のようだった...人相見が驚愕した「天下をとる奇相」

劉邦は鼻が高く、輪郭は龍のようだった...人相見が驚愕した「天下をとる奇相」

島崎晋(歴史作家)

↑劉邦の挙兵(河南省永城市場の漢高祖斬白蛇記念碑付設の展示室より) 大ヒット漫画『キングダム』を読み、秦王政、のちの始皇帝に興味を抱いたという方も多いだろう。彼の時代を知るための史料といえば『史記』があ...

2024年11月13日

項羽が始皇帝を見て発した“不敬な言葉” 『史記』に記された驚きの事実

島崎晋(歴史作家)

項羽が始皇帝を見て発した“不敬な言葉” 『史記』に記された驚きの事実

項羽が始皇帝を見て発した“不敬な言葉” 『史記』に記された驚きの事実

島崎晋(歴史作家)

↑項羽の故郷「項王故里」(江蘇省宿遷市) 大ヒット漫画『キングダム』を読み、秦王政、のちの始皇帝に興味を抱いたという方も多いだろう。彼の時代を知るための史料といえば『史記』があるが、その中には、始皇帝の死...

2024年11月10日

紫式部と清少納言の関係は? 日記に残された「浅学で鼻もちならぬ人物」という罵り

古川順弘(文筆家)

紫式部と清少納言の関係は? 日記に残された「浅学で鼻もちならぬ人物」という罵り

紫式部と清少納言の関係は? 日記に残された「浅学で鼻もちならぬ人物」という罵り

古川順弘(文筆家)

大河ドラマ『光る君へ』では、紫式部と清少納言は若かりし頃からの知り合いで、やがて清少納言が紫式部に対抗心を抱くように描かれている。実際の二人の関係はどのようなものであったのか。著述家の古川順弘氏が解説しよう。 ...

2024年11月08日

島津斉彬による「ペリー来航への対処策」 幕府提出前に原文から削除していた本音

新名一仁(宮崎市史編さん室専門員), 徳永和喜(鹿児島市立西郷南洲顕彰館館長)

島津斉彬による「ペリー来航への対処策」 幕府提出前に原文から削除していた本音

島津斉彬による「ペリー来航への対処策」 幕府提出前に原文から削除していた本音

新名一仁(宮崎市史編さん室専門員), 徳永和喜(鹿児島市立西郷南洲顕彰館館長)

ペリー来航に際し、薩摩藩主・島津斉彬は幕府に海防強化の必要性を訴えた。幕末の危機を、単なる領国間の問題ではなく、国家全体の存亡に関わる問題として捉え、積極的な国防体制の構築を提唱していたのだ。斉彬の国家論につ...

2024年11月05日

島津重豪の治世で「莫大な借金を抱えた薩摩藩」を救った調所広郷の手腕

新名一仁(宮崎市史編さん室専門員), 徳永和喜(鹿児島市立西郷南洲顕彰館館長)

島津重豪の治世で「莫大な借金を抱えた薩摩藩」を救った調所広郷の手腕

島津重豪の治世で「莫大な借金を抱えた薩摩藩」を救った調所広郷の手腕

新名一仁(宮崎市史編さん室専門員), 徳永和喜(鹿児島市立西郷南洲顕彰館館長)

↑藩の学校・造士館跡 島津重豪は、将軍家との婚姻関係で薩摩藩の権威を高めた一方、交際費用などにより藩の借財も膨れ上がらさせてしまった。財政難を脱するため、重豪は調所広郷を改革主任に任命。調所は大胆な改革...

2024年11月03日

紫式部は、藤原道長の愛人だった? 日記にみる「男女関係をしのばせる」やり取り

古川順弘(文筆家)

紫式部は、藤原道長の愛人だった? 日記にみる「男女関係をしのばせる」やり取り

紫式部は、藤原道長の愛人だった? 日記にみる「男女関係をしのばせる」やり取り

古川順弘(文筆家)

大河ドラマ『光る君へ』では、紫式部と藤原道長はたがいに惹かれ合う関係で、中宮・彰子の女房たちも二人の関係を怪しむようになる。実際、史実ではどうだったのだろうか。著述家の古川順弘氏が解説しよう。 ※本稿は、古...

2024年10月30日

龍造寺隆信を破り、島津一強になるも...一族が苦しんだ「筑後支配をめぐる矛盾」

新名一仁(宮崎市史編さん室専門員), 徳永和喜(鹿児島市立西郷南洲顕彰館館長)

龍造寺隆信を破り、島津一強になるも...一族が苦しんだ「筑後支配をめぐる矛盾」

龍造寺隆信を破り、島津一強になるも...一族が苦しんだ「筑後支配をめぐる矛盾」

新名一仁(宮崎市史編さん室専門員), 徳永和喜(鹿児島市立西郷南洲顕彰館館長)

↑伊作城本丸(亀丸城)跡碑。島津義久・義弘も この地で生まれたという。 島津氏の肥後進出は、九州統一への大きな一歩となった。豊薩和平を成立させ、龍造寺氏を打ち破り、島津氏の勢いはますます拡大していく。そ...

2024年10月27日

大河ドラマでは描かれない「平安時代のトイレ事情」

朧谷寿(歴史学者)

大河ドラマでは描かれない「平安時代のトイレ事情」

大河ドラマでは描かれない「平安時代のトイレ事情」

朧谷寿(歴史学者)

↑『駒競行幸絵巻』。後一条天皇が行幸した際の競馬を描いたもの。この日、トイレが仮設された(東京国立博物館蔵、出典?ColBase) 平安時代というと、大河ドラマ『光る君へ』で描かれるように、華やかな貴族たちの世界...

2024年10月22日

始皇帝の死後、「陳勝・呉広」はなぜ反旗を掲げた? 農民反乱の火種となった圧政

島崎晋(歴史作家)

始皇帝の死後、「陳勝・呉広」はなぜ反旗を掲げた? 農民反乱の火種となった圧政

始皇帝の死後、「陳勝・呉広」はなぜ反旗を掲げた? 農民反乱の火種となった圧政

島崎晋(歴史作家)

↑陳勝・呉広が挙兵した大沢郷の渉故台(写真:筆者、以下同) 大ヒット漫画『キングダム』を読み、秦王政、のちの始皇帝に興味を抱いたという方も多いだろう。彼の時代を知るための史料といえば『史記』があるが、そ...

2024年10月20日

夫との関係は冷え、正妃のいる敦道親王と恋仲に...和泉式部がはまった「忍ぶ恋の沼」

古川順弘(文筆家)

夫との関係は冷え、正妃のいる敦道親王と恋仲に...和泉式部がはまった「忍ぶ恋の沼」

夫との関係は冷え、正妃のいる敦道親王と恋仲に...和泉式部がはまった「忍ぶ恋の沼」

古川順弘(文筆家)

平安時代中期、多くの文学作品が誕生した。長編小説や日記、随筆、和歌......。文学性に優れ、歴史的価値の高いこれらの作品を残した「作家」たちは、いかなる人物で、どのような人生を歩んだのか。本稿では、藤原道綱母、そ...

2024年10月16日

「秦王政を討て!」のちの始皇帝を襲った、刺客・荊軻の恐るべき暗殺計画

島崎晋(歴史作家)

「秦王政を討て!」のちの始皇帝を襲った、刺客・荊軻の恐るべき暗殺計画

「秦王政を討て!」のちの始皇帝を襲った、刺客・荊軻の恐るべき暗殺計画

島崎晋(歴史作家)

↑河北省易県の荊軻塔(写真:筆者、以下同) 大ヒット映画『キングダム 大将軍の帰還』を観て、秦王政、のちの始皇帝に興味を抱いたという方も多いだろう。彼の時代を知るための史料といえば『史記』があるが、その...

2024年10月13日

『源氏物語』光源氏にはモデルがいる? 古注釈書が示す「3人の実在した人物」

古川順弘(文筆家)

『源氏物語』光源氏にはモデルがいる? 古注釈書が示す「3人の実在した人物」

『源氏物語』光源氏にはモデルがいる? 古注釈書が示す「3人の実在した人物」

古川順弘(文筆家)

大河ドラマ『光る君へ』を見ていると、『源氏物語』の主人公・光源氏は、誰かをモデルにしているのではないかと気になる方も多いだろう。果たして、光源氏は実在の人物をモデルとしているのだろうか。著述家の古川順弘氏が解...

2024年10月12日

紫式部が『源氏物語』に脚色して取り入れた「夫・宣孝と死別した経験」

古川順弘(文筆家)

紫式部が『源氏物語』に脚色して取り入れた「夫・宣孝と死別した経験」

紫式部が『源氏物語』に脚色して取り入れた「夫・宣孝と死別した経験」

古川順弘(文筆家)

平安時代中期、多くの文学作品が誕生した。長編小説や日記、随筆、和歌......。文学性に優れ、歴史的価値の高いこれらの作品を残した「作家」たちは、いかなる人物で、どのような人生を歩んだのか。本稿では、紫式部、そして...

2024年10月08日

徳川家を取り上げると禁書扱い...蔦屋重三郎が参入した頃の「江戸の出版事情」

安藤優一郎(歴史家)

徳川家を取り上げると禁書扱い...蔦屋重三郎が参入した頃の「江戸の出版事情」

徳川家を取り上げると禁書扱い...蔦屋重三郎が参入した頃の「江戸の出版事情」

安藤優一郎(歴史家)

『江戸名所図会』に描かれた鶴屋の店先図(国立国会図書館蔵) 2025年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公は、写楽を世に送り出した江戸時代のメディア王・蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)である。彼は...

2024年10月06日

『源氏物語』を書いたのは孤独を紛らわすため? 紫式部が執筆を始めた動機

古川順弘(文筆家)

『源氏物語』を書いたのは孤独を紛らわすため? 紫式部が執筆を始めた動機

『源氏物語』を書いたのは孤独を紛らわすため? 紫式部が執筆を始めた動機

古川順弘(文筆家)

大河ドラマ『光る君へ』では、一条天皇と中宮・彰子との仲を深めようとする藤原道長の求めにより、紫式部は『源氏物語』を書くこととなる。実際のところはどうだったのだろうか? 著述家の古川順弘氏が解説しよう。 ※本...

2024年10月04日

キングダムの時代を書き残した『史記』が別格な理由は? 司馬遷の革新的な筆致

島崎晋(歴史作家)

キングダムの時代を書き残した『史記』が別格な理由は? 司馬遷の革新的な筆致

キングダムの時代を書き残した『史記』が別格な理由は? 司馬遷の革新的な筆致

島崎晋(歴史作家)

(国立公文書館蔵) 大ヒット映画『キングダム 大将軍の帰還』を観て、古代中国の戦国時代に興味を抱いたという方も多いのではないか。その時代を知るための史料といえば『史記』が有名だが、その史書としての真価といえば、ほ...

2024年09月27日

春画を描かせて...蔦屋重三郎がスターダムに押し上げた「無名の絵師・喜多川歌麿」

車浮代(時代小説家)

春画を描かせて...蔦屋重三郎がスターダムに押し上げた「無名の絵師・喜多川歌麿」

春画を描かせて...蔦屋重三郎がスターダムに押し上げた「無名の絵師・喜多川歌麿」

車浮代(時代小説家)

喜多川歌麿筆『画本虫ゑらみ』[天明8(1788)](国立国会図書館蔵) 2025年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公・蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)は、「浮世絵黄金期」と呼ばれた江戸時代の天明〜寛政...

2024年09月25日

男色の平賀源内に「吉原遊郭ガイドブック」の序文を書かせた、蔦屋重三郎の発想力

車浮代(時代小説家)

男色の平賀源内に「吉原遊郭ガイドブック」の序文を書かせた、蔦屋重三郎の発想力

男色の平賀源内に「吉原遊郭ガイドブック」の序文を書かせた、蔦屋重三郎の発想力

車浮代(時代小説家)

浅草庵作『画本東都遊』に描かれた耕書堂(国立国会図書館蔵) 2025年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公・蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)。遊郭・吉原で生まれ育ち、その知識を活かして「吉原ガイド...

2024年09月22日

『源氏物語』の時代は「一夫一妻制」だった? 男女関係におおらかな平安貴族の結婚制度

古川順弘(文筆家)

『源氏物語』の時代は「一夫一妻制」だった? 男女関係におおらかな平安貴族の結婚制度

『源氏物語』の時代は「一夫一妻制」だった? 男女関係におおらかな平安貴族の結婚制度

古川順弘(文筆家)

大河ドラマ『光る君へ』を見ていると、当時の結婚制度がどうなっているのか、気になる方も多いだろう。そして結婚制度を知ることは、『源氏物語』を読解するうえでの鍵ともなる。著述家の古川順弘氏が、『源氏物語』の時代の...

2024年09月21日

葵わかなさんが語る、時代劇『おいち不思議がたり』登場人物たちの魅力

歴史街道編集部

葵わかなさんが語る、時代劇『おいち不思議がたり』登場人物たちの魅力

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歴史街道編集部

あさのあつこ氏の人気時代ミステリー小説 『おいち不思議がたり』 シリーズ(PHP文芸文庫)。江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父の仕事を手伝っているのが、主人公のおいちである。 おいちが他の娘と違うのは、この世に...