歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2023年10月19日

失ったものは戦争で取り返す...第二次世界大戦の原因になった“ドイツの復讐心”

保阪正康(ノンフィクション作家)

失ったものは戦争で取り返す...第二次世界大戦の原因になった“ドイツの復讐心”

失ったものは戦争で取り返す...第二次世界大戦の原因になった“ドイツの復讐心”

保阪正康(ノンフィクション作家)

20世紀前半に起こった2つの世界大戦の意味を、どのように捉えればいいのか。昭和史研究の第一人者・保阪正康氏は、「前半と後半に分かれた連続した戦争」として捉え、この「つながり」を見ていくことによって、意味合いが見え...

2023年10月18日

本多忠勝は武辺だけではない...三重県・桑名市にみる「家康を支えた街づくり」

歴史街道編集部

本多忠勝は武辺だけではない...三重県・桑名市にみる「家康を支えた街づくり」

本多忠勝は武辺だけではない...三重県・桑名市にみる「家康を支えた街づくり」

歴史街道編集部

写真:桑名城の江戸時代の石垣 三重県の桑名市は、関ケ原合戦後、本多忠勝が徳川家康から与えられた地である。そしてこの地では、「天下無双」として知られた忠勝の、別の顔を見ることができるという。しかも桑名は、家康と...

2023年09月30日

練馬に終の棲家を構えるも...牧野富太郎が妻亡き後に名付けた“新種の笹”

鷹橋忍(作家)

練馬に終の棲家を構えるも...牧野富太郎が妻亡き後に名付けた“新種の笹”

練馬に終の棲家を構えるも...牧野富太郎が妻亡き後に名付けた“新種の笹”

鷹橋忍(作家)

牧野富太郎(国立国会図書館蔵) NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルである牧野富太郎。「日本植物学の父」と呼ばれる偉大な学者だが、富太郎は金銭的に非常に苦しい生活を送っていた。 しかし、関...

2023年09月29日

なぜ孫皓が擁立された? 呉を破滅へ導いた「ラストエンペラー」の裏の顔

島崎晋(歴史作家)

なぜ孫皓が擁立された? 呉を破滅へ導いた「ラストエンペラー」の裏の顔

なぜ孫皓が擁立された? 呉を破滅へ導いた「ラストエンペラー」の裏の顔

島崎晋(歴史作家)

勇将・智将といった英傑たちの活躍が語り継がれる三国志。その一方で、帝国を象徴する「皇帝」については、語られることが少ない。ここでは、魏と呉のラストエンペラーを紹介しよう。  ※本稿は『歴史街道』202...

2023年09月28日

曽根昌世、岡部正綱、依田信蕃、下条頼安~「天正壬午の乱」で徳川家康の窮地を救った人々

和田裕弘(戦国史研究家)

曽根昌世、岡部正綱、依田信蕃、下条頼安~「天正壬午の乱」で徳川家康の窮地を救った人々

曽根昌世、岡部正綱、依田信蕃、下条頼安~「天正壬午の乱」で徳川家康の窮地を救った人々

和田裕弘(戦国史研究家)

徳川家康の生涯において重大な局面だった天正壬午の乱。選択を誤れば 破滅の危機にあったこの状況で、最善の成果を挙げられたのは、徳川家臣だけでなく、 多くの人々の助力があってこそだった。ここでは、天正壬午の乱で...

2023年09月27日

当時の人は新選組をこう見ていた! 同時代史料に見る初期の姿

山村竜也(歴史作家・時代考証家)

当時の人は新選組をこう見ていた! 同時代史料に見る初期の姿

当時の人は新選組をこう見ていた! 同時代史料に見る初期の姿

山村竜也(歴史作家・時代考証家)

壬生新選組屯所八木邸(京都市) 文久3年(1863)、江戸から将軍警護の名目で上洛した浪士組。のちの新選組は、京都の人々にどのような 印象を与えたのだろうか。同時代の人々が語る初期の新選組の姿を、史料から探る...

2023年09月26日

劉禅は無害を装ったか、ただの愚鈍か? 「世襲を失敗した蜀漢」の悲劇

島崎晋(歴史作家)

劉禅は無害を装ったか、ただの愚鈍か? 「世襲を失敗した蜀漢」の悲劇

劉禅は無害を装ったか、ただの愚鈍か? 「世襲を失敗した蜀漢」の悲劇

島崎晋(歴史作家)

成都武侯祠博物館 勇将・智将といった英傑たちの活躍が語り継がれる三国志。その一方で、帝国を象徴する「皇帝」については、語られることが少ない。ここでは、後漢と蜀漢のラストエンペラーを紹介しよう。 ※本...

2023年09月25日

茶屋四郎次郎、穴山梅雪、長谷川秀一、本多忠勝 ~「伊賀越え」で徳川家康の窮地を救った人々

和田裕弘(戦国史研究家)

茶屋四郎次郎、穴山梅雪、長谷川秀一、本多忠勝 ~「伊賀越え」で徳川家康の窮地を救った人々

茶屋四郎次郎、穴山梅雪、長谷川秀一、本多忠勝 ~「伊賀越え」で徳川家康の窮地を救った人々

和田裕弘(戦国史研究家)

御斎峠展望台より伊賀盆地を望む 徳川家康の生涯において重大な局面だった「伊賀越え」。選択を誤れば 破滅の危機にあったこの状況で、最善の成果を挙げられたのは、徳川家臣だけでなく、 多くの人々の助力があってこ...

2023年09月05日

名将・今村均は、自決を覚悟した軍司令官をどうやって制止したか――「ガダルカナル島撤収作戦」の内側で起きた真実

岩井秀一郎《歴史研究者》

名将・今村均は、自決を覚悟した軍司令官をどうやって制止したか――「ガダルカナル島撤収作戦」の内側で起きた真実

名将・今村均は、自決を覚悟した軍司令官をどうやって制止したか――「ガダルカナル島撤収作戦」の内側で起きた真実

岩井秀一郎《歴史研究者》

ソロモン諸島 ガダルカナル島 日本が敗戦した太平洋戦争(大東亜戦争)において、悲惨さを極めた戦闘の一つに、ガダルカナル島をめぐる争奪戦がある。餓(ガ)島とも呼ばれたそのガダルカナル島からの撤収作戦(1943...

2023年09月01日

なぜ、徳川家の重臣・石川数正は寝返ったのか? チャンスを迎えた秀吉の企み

河合敦(歴史研究家/多摩大学客員教授)

なぜ、徳川家の重臣・石川数正は寝返ったのか? チャンスを迎えた秀吉の企み

なぜ、徳川家の重臣・石川数正は寝返ったのか? チャンスを迎えた秀吉の企み

河合敦(歴史研究家/多摩大学客員教授)

小牧・長久手の戦いの後、旧武田領内の動揺をおさめるのに手を焼いていた家康。真田昌幸の裏切りと、それを助ける上杉景勝の登場によって、家康は上田城を諦める羽目に。 そして家康にさらなる試練が訪れる。徳川一...

2023年08月29日

小牧・長久手の戦いは“徳川家康の勝利”と言い切れない理由

河合敦(歴史研究家/多摩大学客員教授)

小牧・長久手の戦いは“徳川家康の勝利”と言い切れない理由

小牧・長久手の戦いは“徳川家康の勝利”と言い切れない理由

河合敦(歴史研究家/多摩大学客員教授)

本能寺の変、羽柴秀吉は山崎合戦、清須会議、賤ヶ岳の戦いを経て、天下人として振る舞い始める。そんな秀吉に対して、織田信長の次男・信雄が不満を募らせ、徳川家康を頼るようになる。やがて両陣営は決戦へと至るが、は...

2023年08月24日

“スギ”のお陰で命拾い? 徳川家康ゆかりの地・岡崎で辿る「天下統一までの道のり」

歴史街道編集部

“スギ”のお陰で命拾い? 徳川家康ゆかりの地・岡崎で辿る「天下統一までの道のり」

“スギ”のお陰で命拾い? 徳川家康ゆかりの地・岡崎で辿る「天下統一までの道のり」

歴史街道編集部

龍城神社(右)と岡崎城 徳川家康を語るうえで欠かせない場所──といえば、やはり生誕の地である愛知県岡崎市だろう。市内にはゆかりの地が数多くあり、「ありし日の家康」に触れられるのだ。歴史街道編集部が現地に伝...

2023年08月14日

月収15万で極貧生活...牧野富太郎を追い詰めた「主任教授・松村との不仲」

鷹橋忍(作家)

月収15万で極貧生活...牧野富太郎を追い詰めた「主任教授・松村との不仲」

月収15万で極貧生活...牧野富太郎を追い詰めた「主任教授・松村との不仲」

鷹橋忍(作家)

出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/328/) NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルである牧野富太郎。「日本植物学の父」と呼ばれる偉大な学者だが、富太郎は金...

2023年08月09日

零戦の航続力が戦局を変えた!日米開戦直後の快進撃

吉野泰貴(戦史作家)

零戦の航続力が戦局を変えた!日米開戦直後の快進撃

零戦の航続力が戦局を変えた!日米開戦直後の快進撃

吉野泰貴(戦史作家)

日米戦争においては、真珠湾攻撃と同時に南方作戦が始まり、日本軍は快進撃を見せる。 そしてそれを可能にしたのが、零戦の航続力であった。 零戦隊がみせた八面六臂の活躍とは──。 ※本稿は、『歴史街...

2023年08月08日

甘党だった牧野富太郎が“菓子店で恋した二人目の妻”...その生い立ちとは?

鷹橋忍(作家)

甘党だった牧野富太郎が“菓子店で恋した二人目の妻”...その生い立ちとは?

甘党だった牧野富太郎が“菓子店で恋した二人目の妻”...その生い立ちとは?

鷹橋忍(作家)

出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/328/) NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルである牧野富太郎。「日本植物学の父」と呼ばれ、どこまでも植物一筋に生き続...

2023年08月05日

国破れて名指揮官あり――「責任」を全うした今村均という「不敗」のリーダー

岩井秀一郎《歴史研究者》

国破れて名指揮官あり――「責任」を全うした今村均という「不敗」のリーダー

国破れて名指揮官あり――「責任」を全うした今村均という「不敗」のリーダー

岩井秀一郎《歴史研究者》

今村均と10万将兵が戦い抜いた、現在のニューブリテン島ラバウル 写真:sannkou / PIXTA 侵攻や紛争の絶えないグローバル社会……。今年も、日本には、終戦記念日がやってくる。 かつて日本が...

2023年08月01日

陸軍大将・今村均は、敵中に孤立したラバウルで、10万将兵の命を守るために何をしたか

岩井秀一郎《歴史研究者》

陸軍大将・今村均は、敵中に孤立したラバウルで、10万将兵の命を守るために何をしたか

陸軍大将・今村均は、敵中に孤立したラバウルで、10万将兵の命を守るために何をしたか

岩井秀一郎《歴史研究者》

爆撃されるニューブリテン島のラバウル(1944年3月) 出所:808 - G - 220342(National Archives)courtesy of the  Naval History & Heritage Command   かつて日本が敗戦した太平洋戦争(大東...

2023年07月31日

「甲斐」が家康の天下取りを支えた? 戦国最強・武田軍と徳川の深い関係

歴史街道編集部

「甲斐」が家康の天下取りを支えた? 戦国最強・武田軍と徳川の深い関係

「甲斐」が家康の天下取りを支えた? 戦国最強・武田軍と徳川の深い関係

歴史街道編集部

右左口宿の観音堂から 甲府盆地を望む 徳川家康が甲斐平定のために布陣した地、家康や徳川家と縁のある寺、徳川家と戦国最強・武田軍団とのつながりを感じさせる場所...。山梨県といえば武田家だが、家康に注目して訪...

2023年07月28日

キリシタンの潜伏を支えたのは...長崎・天草で辿った「信仰がもたらす光」

川越宗一(作家)

キリシタンの潜伏を支えたのは...長崎・天草で辿った「信仰がもたらす光」

キリシタンの潜伏を支えたのは...長崎・天草で辿った「信仰がもたらす光」

川越宗一(作家)

日本二十六聖人記念館 戦国期から江戸時代初期、長崎と天草ではキリスト教が盛んであった。華やかな南蛮文化と、禁教政策による迫害......。"最後の日本人司祭"マンショ小西を描いた長編小説を上梓したばか...

2023年07月18日

紀尾井坂の変、二・二六事件...“日本のテロ事件”は、いかに社会へ影響を及ぼしたか?

水島吉隆(近現代史研究家)

紀尾井坂の変、二・二六事件...“日本のテロ事件”は、いかに社会へ影響を及ぼしたか?

紀尾井坂の変、二・二六事件...“日本のテロ事件”は、いかに社会へ影響を及ぼしたか?

水島吉隆(近現代史研究家)

大久保利通哀悼碑(清水谷公園) 国家の指導者や要人を狙ったテロ、政権転覆や国家改造を目指したクーデター...。近代日本の歴史をたどると、それらが大きく影を落としていることに気づかされる。押さえておくべき事件...