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本誌関連記事

2023年07月31日

「甲斐」が家康の天下取りを支えた? 戦国最強・武田軍と徳川の深い関係

歴史街道編集部

「甲斐」が家康の天下取りを支えた? 戦国最強・武田軍と徳川の深い関係

「甲斐」が家康の天下取りを支えた? 戦国最強・武田軍と徳川の深い関係

歴史街道編集部

右左口宿の観音堂から 甲府盆地を望む 徳川家康が甲斐平定のために布陣した地、家康や徳川家と縁のある寺、徳川家と戦国最強・武田軍団とのつながりを感じさせる場所...。山梨県といえば武田家だが、家康に注目して訪...

2023年07月28日

キリシタンの潜伏を支えたのは...長崎・天草で辿った「信仰がもたらす光」

川越宗一(作家)

キリシタンの潜伏を支えたのは...長崎・天草で辿った「信仰がもたらす光」

キリシタンの潜伏を支えたのは...長崎・天草で辿った「信仰がもたらす光」

川越宗一(作家)

日本二十六聖人記念館 戦国期から江戸時代初期、長崎と天草ではキリスト教が盛んであった。華やかな南蛮文化と、禁教政策による迫害......。"最後の日本人司祭"マンショ小西を描いた長編小説を上梓したばか...

2023年07月18日

紀尾井坂の変、二・二六事件...“日本のテロ事件”は、いかに社会へ影響を及ぼしたか?

水島吉隆(近現代史研究家)

紀尾井坂の変、二・二六事件...“日本のテロ事件”は、いかに社会へ影響を及ぼしたか?

紀尾井坂の変、二・二六事件...“日本のテロ事件”は、いかに社会へ影響を及ぼしたか?

水島吉隆(近現代史研究家)

大久保利通哀悼碑(清水谷公園) 国家の指導者や要人を狙ったテロ、政権転覆や国家改造を目指したクーデター...。近代日本の歴史をたどると、それらが大きく影を落としていることに気づかされる。押さえておくべき事件...

2023年07月11日

なぜ研究室を出禁に? 牧野富太郎を絶望させた「恩師・矢田部良吉との確執」

鷹橋忍(作家)

なぜ研究室を出禁に? 牧野富太郎を絶望させた「恩師・矢田部良吉との確執」

なぜ研究室を出禁に? 牧野富太郎を絶望させた「恩師・矢田部良吉との確執」

鷹橋忍(作家)

牧野富太郎(国立国会図書館蔵) NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルである牧野富太郎。「日本植物学の父」と言われるほど誰もが知る学者であるが、実は恩師の主任教授に教室を追放された経験を持っている...

2023年06月02日

「法の弊害、これほどか...」自ら制定した法律で落命した“商鞅の悲劇”

島崎晋(歴史作家)

「法の弊害、これほどか...」自ら制定した法律で落命した“商鞅の悲劇”

「法の弊害、これほどか...」自ら制定した法律で落命した“商鞅の悲劇”

島崎晋(歴史作家)

秦公一号大墓(陝西省宝鶏市鳳翔区)。春秋時代後期のもので、東西86.3メートル、南北20メートル、深さ14.6メートルに及ぶ 商鞅は秦の君主・孝公に仕え、法家思想を基に刑法を次々に制定し、のちに天下統一を果たす秦...

2023年05月29日

嫉妬心で韓非を死に追いやり...始皇帝に仕えた李斯の“したたかな処世術”

島崎晋(歴史作家)

嫉妬心で韓非を死に追いやり...始皇帝に仕えた李斯の“したたかな処世術”

嫉妬心で韓非を死に追いやり...始皇帝に仕えた李斯の“したたかな処世術”

島崎晋(歴史作家)

李斯(西安市内にある二世皇帝胡亥陵公園にて) 秦王・政を支えた3人の臣下、李斯・韓非・尉繚。それぞれ優れた頭脳を持って王に献策をしたが、時には策略にはまり窮地に陥ることも。韓非の人生を狂わせた李斯の嫉妬と...

2023年05月27日

家康の次男・結城秀康~「ギギ」と呼ばれた幼少期、不遇を乗り越え期待に応えたの男の生涯

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

家康の次男・結城秀康~「ギギ」と呼ばれた幼少期、不遇を乗り越え期待に応えたの男の生涯

家康の次男・結城秀康~「ギギ」と呼ばれた幼少期、不遇を乗り越え期待に応えたの男の生涯

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

結城秀康像(福井県福井市、県庁舎前広場) 大河ドラマ「どうする家康」で、松井玲奈さん演じるお万の方が話題となっているが、その子・結城秀康はどのような人物だったのだろうか。幼少期は父・家康が対面しようとせ...

2023年05月26日

「五・一五事件」の青年将校はなぜ減刑されたのか? 政党政治への国民の失望

井上寿一(学習院大学法学部教授)

「五・一五事件」の青年将校はなぜ減刑されたのか? 政党政治への国民の失望

「五・一五事件」の青年将校はなぜ減刑されたのか? 政党政治への国民の失望

井上寿一(学習院大学法学部教授)

出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/) 深刻な経済危機、足を引っ張り合う二大政党、軍部に期待を抱き始める国民...。昭和7年(1932)の五・一五事件の前後、日本の社会に何が...

2023年05月26日

なぜ呂不韋は相国に登りつめた? 人質だった子楚を見出した「商人の才覚」

島崎晋(歴史作家)

なぜ呂不韋は相国に登りつめた?  人質だった子楚を見出した「商人の才覚」

なぜ呂不韋は相国に登りつめた? 人質だった子楚を見出した「商人の才覚」

島崎晋(歴史作家)

秦の昭王と趙の恵文王が和議を結んだ秦趙会盟台(河南省三門峡市澠池県) 呂不韋は類まれなる頭脳を武器に、秦の相国にまで昇りつめた傑物だ。元々は韓の商人だった男が、いかにしてその地位を得たのか。先見の明によ...

2023年05月22日

上杉謙信の「車懸り」戦法、ルーツは村上義清だった?!

乃至政彦(歴史家)

上杉謙信の「車懸り」戦法、ルーツは村上義清だった?!

上杉謙信の「車懸り」戦法、ルーツは村上義清だった?!

乃至政彦(歴史家)

「車懸りの陣」といえば上杉謙信が得意とする戦法として有名である。事実、この戦法により川中島の合戦で武田信玄は窮地に追い込まれている。しかし、この戦法を編み出したのは謙信ではなく北信濃の雄・村上義清だったと...

2023年05月16日

武田信玄の西上作戦 その目的、選択と誤算

乃至政彦(歴史家)

武田信玄の西上作戦 その目的、選択と誤算

武田信玄の西上作戦 その目的、選択と誤算

乃至政彦(歴史家)

甲斐の虎起つ! 元亀3年(1572)9月、武田信玄は三河、遠江に侵攻した。世にいう西上作戦である。しかし、この作戦は上洛を目的としたものだったのか。その時、織田信長、上杉謙信はどう行動したのか。歴史家の乃至政彦...

2023年04月26日

幕末の外交を支えた「西洋料理人」草野丈吉...五代友厚にも認められた手腕とは?

朝井まかて(作家)

幕末の外交を支えた「西洋料理人」草野丈吉...五代友厚にも認められた手腕とは?

幕末の外交を支えた「西洋料理人」草野丈吉...五代友厚にも認められた手腕とは?

朝井まかて(作家)

グラバー園の草野丈吉像 朝井まかてさんの新刊『朝星夜星』が上梓された。舞台は幕末から維新、明治という激動の時代。日本で初めての洋食屋・自由亭を開いた料理人・草野丈吉(じょうきち)と妻ゆきが奮闘する姿を描...

2023年04月21日

農民あがりの秀吉には屈しない...忍城を奮戦させた“成田長親の人望”

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

農民あがりの秀吉には屈しない...忍城を奮戦させた“成田長親の人望”

農民あがりの秀吉には屈しない...忍城を奮戦させた“成田長親の人望”

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

忍城(埼玉県行田市) 豊臣秀吉によって決行された「小田原攻め」。豊臣方の攻勢により、北条氏の本拠・小田原城はあえなく降伏開城したが、なんと支城である「忍城」は孤城となりながら攻防戦を続けた。戦国時代最後...

2023年04月20日

「石田三成襲撃事件」で襲撃は起きていない? 画策した7人の武将、そして家康はどうした?

渡邊大門(歴史学者)

「石田三成襲撃事件」で襲撃は起きていない? 画策した7人の武将、そして家康はどうした?

「石田三成襲撃事件」で襲撃は起きていない? 画策した7人の武将、そして家康はどうした?

渡邊大門(歴史学者)

加藤清正、福島正則らを含む7人の武将が、石田三成への恨みから襲撃事件を決行した。しかし近年の研究によって、襲撃自体は無かったことが指摘されている。「石田三成襲撃事件」が起きた背景、そして真相について、歴史学...

2023年04月18日

実は全国統一を考えていなかった? 最新研究が覆す「織田信長の実像」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

実は全国統一を考えていなかった? 最新研究が覆す「織田信長の実像」

実は全国統一を考えていなかった? 最新研究が覆す「織田信長の実像」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

日本史で最も有名な武将・織田信長。信長のイメージは人々に広く定着している。しかし近年では、研究の進歩と共に「新たな信長像」が提唱され始めているのだ。真の信長はどのような人物だったのか。小和田哲男氏が解説す...

2023年04月17日

上杉景勝が家康に送った「直江状」は偽文書か? “否定派vs.肯定派”専門家の見解

渡邊大門(歴史学者)

上杉景勝が家康に送った「直江状」は偽文書か? “否定派vs.肯定派”専門家の見解

上杉景勝が家康に送った「直江状」は偽文書か? “否定派vs.肯定派”専門家の見解

渡邊大門(歴史学者)

上杉景勝(左)と直江兼続(右)像 徳川家康が会津征伐に乗り出すきっかけになったとされている「直江状」。これは上杉景勝の家老・直江兼続が家康側に宛てた書簡であるが、研究者の間ではいまも「直江状」は偽文書な...

2023年04月14日

北条氏康が志した「関東独立国家」...領民の支持を獲得できた民主政治とは?

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

北条氏康が志した「関東独立国家」...領民の支持を獲得できた民主政治とは?

北条氏康が志した「関東独立国家」...領民の支持を獲得できた民主政治とは?

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

小田原城 相模の戦国大名・北条氏康は「関東独立国家」の樹立を目指して、領国を統治するための組織づくり、そして撫民政策に注力した。北条氏の政権運営は民主的と捉えられるものだったという。小和田哲男氏が、氏康...

2023年04月12日

なぜ丹後で勾玉が多く出土するのか?...遺跡が現代に伝えてくれること

長野正孝(元国土交通省港湾技術研究所部長、工学博士)

なぜ丹後で勾玉が多く出土するのか?...遺跡が現代に伝えてくれること

なぜ丹後で勾玉が多く出土するのか?...遺跡が現代に伝えてくれること

長野正孝(元国土交通省港湾技術研究所部長、工学博士)

古代の日本人は縄文時代から、各集落を舟で結んで、玉やヒスイの取引を行なっていた。そして弥生時代になると凄い技術力のある集落が連合体を形成するようになる。彼らはどのような技術を持ち、どのような交易を行なった...

2023年04月03日

植物学者・牧野富太郎が、家族を犠牲にしてまで貫いた「草木への熱烈な恋心」

鷹橋忍(作家)

植物学者・牧野富太郎が、家族を犠牲にしてまで貫いた「草木への熱烈な恋心」

植物学者・牧野富太郎が、家族を犠牲にしてまで貫いた「草木への熱烈な恋心」

鷹橋忍(作家)

牧野富太郎(国立国会図書館蔵) 牧野富太郎は、NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった人物だ。小学校を中退し、極貧生活の中でも植物への情熱を持ち続け、「日本植物学の父」と言われるほどの学者と...

2023年03月06日

織田信長の妻・帰蝶は“本能寺の変の後も生きていた”と思える理由

諸田玲子(作家)

織田信長の妻・帰蝶は“本能寺の変の後も生きていた”と思える理由

織田信長の妻・帰蝶は“本能寺の変の後も生きていた”と思える理由

諸田玲子(作家)

斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)は、15歳で織田家に嫁ぐ。絵に描いたような政略結婚だったが、夫は〈大うつけ〉とも噂される織田家の嫡男・信長だった。 いつ実家と婚家が敵対するかわからない緊迫した状況のなか、帰蝶...