歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2019年05月26日

応仁・文明の乱か、明応の政変か。戦国時代の始まりはいつ?

山本博文(東京大学教授)

応仁・文明の乱か、明応の政変か。戦国時代の始まりはいつ?

応仁・文明の乱か、明応の政変か。戦国時代の始まりはいつ?

山本博文(東京大学教授)

  きっかけとなった畠山家の抗争 戦国時代は、応仁の乱に始まると言われています。応仁の乱は、文正2年(1467、3月に応仁に改元)から文明9年(1477)まで11年間にわたって続くので、応仁・文明の乱とも...

2019年05月23日

日本史において、天皇はいかなる存在だったか【古代~応仁の乱編】

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

日本史において、天皇はいかなる存在だったか【古代~応仁の乱編】

日本史において、天皇はいかなる存在だったか【古代~応仁の乱編】

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

天皇という存在を読み解く鍵は、激動の時代にこそあるのでは? 現在発売中の月刊誌『歴史街道』6月号では、『「天皇と日本史」の謎』という特集を組み、天皇が戦乱といかに向き合ったかを探っている。しかし、「天皇と...

2019年05月16日

始皇帝の実像~現代中国でも再評価される偉業

渡邉義浩(早稲田大学理事・教授)

始皇帝の実像~現代中国でも再評価される偉業

始皇帝の実像~現代中国でも再評価される偉業

渡邉義浩(早稲田大学理事・教授)

始皇帝陵の兵馬俑 中国を初めて統一した始皇帝は、その偉業の一方で、暴君のイメージがつきまとっている。しかし、彼の政治は、世界史を大きく変えるとともに、現代中国と日本を考えるうえで重要な存在なのだ。(構...

2019年05月14日

なぜ薩摩藩は琉球を攻めたのか?~明・清との関係と貿易利益

山本博文(東京大学教授)

なぜ薩摩藩は琉球を攻めたのか?~明・清との関係と貿易利益

なぜ薩摩藩は琉球を攻めたのか?~明・清との関係と貿易利益

山本博文(東京大学教授)

首里城(沖縄県那覇市)   島津氏の勢力拡大による危機 堺の商人の活躍を描いたNHK大河ドラマ『黄金の日日』(原作は城山三郎、ドラマ脚本は市川森一が手掛けた)は、ある程度の年齢以上の方にとって...

2019年04月29日

戦犯として処刑された東条英機の遺骨はどこに?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

戦犯として処刑された東条英機の遺骨はどこに?

戦犯として処刑された東条英機の遺骨はどこに?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

殉国七士廟(愛知県西尾市) 東京裁判判決で死刑を執行された7名の軍人・政治家が祀られている。   遺骨は遺族に返還されず…… 平成10年(1998)に公開された伊藤俊也監督の作品『...

2019年04月25日

激動の昭和史を生きた昭和天皇の苦悩

保阪正康(ノンフィクション作家)

激動の昭和史を生きた昭和天皇の苦悩

激動の昭和史を生きた昭和天皇の苦悩

保阪正康(ノンフィクション作家)

月刊誌『歴史街道』2019年5月号では、ノンフィクション作家の保阪正康氏が、昭和史を読み解くための方法について、様々な視点から語っている。そのうち、近代日本における昭和の歴史的意味、昭和史を読み解くための3つの...

2019年04月23日

永田鉄山、石原莞爾、武藤章…陸軍の戦略構想から見える「対米戦」への分岐点

川田稔(名古屋大学名誉教授・ 日本福祉大学名誉教授)

永田鉄山、石原莞爾、武藤章…陸軍の戦略構想から見える「対米戦」への分岐点

永田鉄山、石原莞爾、武藤章…陸軍の戦略構想から見える「対米戦」への分岐点

川田稔(名古屋大学名誉教授・ 日本福祉大学名誉教授)

永田鉄山 なぜ、昭和の戦争は避けられなかったのか。現在発売中の月刊誌『歴史街道』2019年5月号で、名古屋大学名誉教授の川田稔氏は、陸軍の戦略構想に着目して、対米戦にいたる過程を論じている。永田鉄山、石原莞爾...

2019年04月19日

南北朝時代が60年で終結したとする教科書は間違い?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

南北朝時代が60年で終結したとする教科書は間違い?

南北朝時代が60年で終結したとする教科書は間違い?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

賀名生皇居跡(奈良県五條市)   約束を反故にされ、南朝の抵抗は続く…… 後醍醐天皇が京都を脱して、吉野に南朝をたててからおよそ60年後の明徳3年(1392)、南朝の後亀山天皇は、将軍足...

2019年04月10日

大津事件と西郷隆盛生存説~西郷の亡霊が不平等条約の撤廃交渉を遅らせた? 

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

大津事件と西郷隆盛生存説~西郷の亡霊が不平等条約の撤廃交渉を遅らせた? 

大津事件と西郷隆盛生存説~西郷の亡霊が不平等条約の撤廃交渉を遅らせた? 

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

  津田三蔵はなぜ、凶行に及んだのか? 明治24年(1891)5月、シベリア鉄道起工式に参列する途中で、ロシア皇太子ニコラス・アレクサンドロビッチ(のちのニコライ二世)は日本に立ち寄った。 この...

2019年04月03日

大坂夏の陣、毛利輝元は密かに豊臣に内通していた?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

大坂夏の陣、毛利輝元は密かに豊臣に内通していた?

大坂夏の陣、毛利輝元は密かに豊臣に内通していた?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

毛利輝元像(山口県萩市)   毛利輝元は大坂方に内通していた? いまの歴史は、残存している史料や遺物・遺構を調査・研究することで、学者によって明らかにされてきた事実が積み重なってできたもの。逆...