歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2019年04月25日

激動の昭和史を生きた昭和天皇の苦悩

保阪正康(ノンフィクション作家)

激動の昭和史を生きた昭和天皇の苦悩

激動の昭和史を生きた昭和天皇の苦悩

保阪正康(ノンフィクション作家)

月刊誌『歴史街道』2019年5月号では、ノンフィクション作家の保阪正康氏が、昭和史を読み解くための方法について、様々な視点から語っている。そのうち、近代日本における昭和の歴史的意味、昭和史を読み解くための3つの...

2019年04月23日

永田鉄山、石原莞爾、武藤章…陸軍の戦略構想から見える「対米戦」への分岐点

川田稔(名古屋大学名誉教授・ 日本福祉大学名誉教授)

永田鉄山、石原莞爾、武藤章…陸軍の戦略構想から見える「対米戦」への分岐点

永田鉄山、石原莞爾、武藤章…陸軍の戦略構想から見える「対米戦」への分岐点

川田稔(名古屋大学名誉教授・ 日本福祉大学名誉教授)

永田鉄山 なぜ、昭和の戦争は避けられなかったのか。現在発売中の月刊誌『歴史街道』2019年5月号で、名古屋大学名誉教授の川田稔氏は、陸軍の戦略構想に着目して、対米戦にいたる過程を論じている。永田鉄山、石原莞爾...

2019年04月19日

南北朝時代が60年で終結したとする教科書は間違い?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

南北朝時代が60年で終結したとする教科書は間違い?

南北朝時代が60年で終結したとする教科書は間違い?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

賀名生皇居跡(奈良県五條市)   約束を反故にされ、南朝の抵抗は続く…… 後醍醐天皇が京都を脱して、吉野に南朝をたててからおよそ60年後の明徳3年(1392)、南朝の後亀山天皇は、将軍足...

2019年04月10日

大津事件と西郷隆盛生存説~西郷の亡霊が不平等条約の撤廃交渉を遅らせた? 

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

大津事件と西郷隆盛生存説~西郷の亡霊が不平等条約の撤廃交渉を遅らせた? 

大津事件と西郷隆盛生存説~西郷の亡霊が不平等条約の撤廃交渉を遅らせた? 

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

  津田三蔵はなぜ、凶行に及んだのか? 明治24年(1891)5月、シベリア鉄道起工式に参列する途中で、ロシア皇太子ニコラス・アレクサンドロビッチ(のちのニコライ二世)は日本に立ち寄った。 この...

2019年04月03日

大坂夏の陣、毛利輝元は密かに豊臣に内通していた?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

大坂夏の陣、毛利輝元は密かに豊臣に内通していた?

大坂夏の陣、毛利輝元は密かに豊臣に内通していた?

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

毛利輝元像(山口県萩市)   毛利輝元は大坂方に内通していた? いまの歴史は、残存している史料や遺物・遺構を調査・研究することで、学者によって明らかにされてきた事実が積み重なってできたもの。逆...

2019年03月25日

太閤検地と刀狩~その時、時代は変わらなかった!?

渡邊大門(歴史学者)

太閤検地と刀狩~その時、時代は変わらなかった!?

太閤検地と刀狩~その時、時代は変わらなかった!?

渡邊大門(歴史学者)

太閤検地と刀狩は、兵農分離を促進し、時代を大きく変えたとされる。しかし近年の研究によって、そうした通説が大きく揺らいでいる。戦国の世が終わりを迎えようとしている時、いったい、何が起きていたのか。   ...

2019年03月22日

殿様自らがホスト役で「おもてなし」...これが江戸大名の社交活動だ!

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

殿様自らがホスト役で「おもてなし」...これが江戸大名の社交活動だ!

殿様自らがホスト役で「おもてなし」...これが江戸大名の社交活動だ!

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

「江戸は町民が主役!」と言うけれど、実は江戸の面積の7割は武家地で、さらにその大半を、参勤交代で全国から集まる殿様と家臣の大名屋敷が占めていた。そんな大名屋敷と殿様の生活に迫ります。 ※本稿は、安藤優...

2019年03月14日

「新戦法対旧戦法」ではない! 長篠合戦の知られざる構図

平山優(日本中世史研究家/大河ドラマ『真田丸』時代考証)

「新戦法対旧戦法」ではない! 長篠合戦の知られざる構図

「新戦法対旧戦法」ではない! 長篠合戦の知られざる構図

平山優(日本中世史研究家/大河ドラマ『真田丸』時代考証)

雑誌『歴史街道』2019年4月号で、歴史家の平山優氏は、世界史の波が武田氏と北条氏の滅亡に与えた影響について論じている。しかしそもそも、武田氏が織田・徳川連合軍に敗れた長篠合戦について、誤解があるという。それは...

2019年03月13日

小笠原忠真~戦国最強のサラブレッド!家康が鬼孫と激賞した小倉藩祖

江宮隆之(作家)

小笠原忠真~戦国最強のサラブレッド!家康が鬼孫と激賞した小倉藩祖

小笠原忠真~戦国最強のサラブレッド!家康が鬼孫と激賞した小倉藩祖

江宮隆之(作家)

小倉城(福岡県北九州市) 甲斐源氏の流れを汲み、曽祖父は織田信長、徳川家康という華麗な血脈を有する小笠原忠真。大坂夏の陣では、重傷を負った父を守って、鬼神の如く奮戦し、豊前小倉15万石に移封後は「九州探題...

2019年03月07日

​大名屋敷への「将軍の御成」と庭園の造成。それは政治的イベントだった!

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

​大名屋敷への「将軍の御成」と庭園の造成。それは政治的イベントだった!

​大名屋敷への「将軍の御成」と庭園の造成。それは政治的イベントだった!

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

旧加賀藩本郷上屋敷の庭園(育徳園)に造られた心字池。現在は「三四郎池」とも呼ばれる 「江戸は町民が主役!」と言うけれど、実は江戸の面積の7割は武家地で、さらにその大半を、参勤交代で全国から集まる殿様と家...