歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2018年09月28日

間宮林蔵 樺太が島だと発見した有能役人は、50歳を越えてから隠密に転身?

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

間宮林蔵 樺太が島だと発見した有能役人は、50歳を越えてから隠密に転身?

間宮林蔵 樺太が島だと発見した有能役人は、50歳を越えてから隠密に転身?

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

間宮林蔵と日本最北端の石碑   「樺太(サハリン)は大陸とつながっていない! 独立した島だったんだ!」 1809(文化6)年、樺太へ調査に訪れた間宮林蔵(1775〜1844)は、樺太とシベリアの間に海...

2018年09月27日

忠誠心に個人的な感情を交えるな~勝海舟の人生訓

童門冬ニ(作家)

忠誠心に個人的な感情を交えるな~勝海舟の人生訓

忠誠心に個人的な感情を交えるな~勝海舟の人生訓

童門冬ニ(作家)

※本記事は、童門冬二著『勝海舟の人生訓』より一部を抜粋編集したものです。 勝海舟という男は、西洋の学問を学んだから、かなり合理的な人物である。日本人的なウエットさはあまりない。その考え方や、感じ方や、...

2018年09月26日

直江兼続 みずからの収入を減らしてまで、藩の財政逼迫を立て直した贖罪

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

直江兼続 みずからの収入を減らしてまで、藩の財政逼迫を立て直した贖罪

直江兼続 みずからの収入を減らしてまで、藩の財政逼迫を立て直した贖罪

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

上杉景勝(左)と直江兼続(右)像   直江兼続 直江状、関ケ原のその後 背が高く容姿端麗。忠信厚く聡明で学問にも通じており、ひとたび戦場に身を置けば、愛染明王の化身となって軍略の才を発揮す...

2018年08月31日

龍造寺隆信~討ち死に後、その首はなぜ受け取りを拒否されたのか

楠戸義昭(歴史作家)

龍造寺隆信~討ち死に後、その首はなぜ受け取りを拒否されたのか

龍造寺隆信~討ち死に後、その首はなぜ受け取りを拒否されたのか

楠戸義昭(歴史作家)

  龍造寺隆信は沖田畷でいかに討たれたか 肥前の龍造寺隆信は「五州二島の太守」と称され、九州を大友氏、島津氏と三分する勢力にのし上がった。 だが慢心して独善的になり、周囲の意見を聞かず、島...

2018年08月24日

徳川慶喜 写真投稿するも採用されず?ヘタの横好きだった「最後の将軍」

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

徳川慶喜 写真投稿するも採用されず?ヘタの横好きだった「最後の将軍」

徳川慶喜 写真投稿するも採用されず?ヘタの横好きだった「最後の将軍」

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

徳川慶喜   徳川慶喜、明治維新後の隠居生活 江戸幕府最後にして、日本史上でも最後の「征夷大将軍」となった、第15代将軍・徳川慶喜(1837〜1913)。1866(慶応2)年に30歳で将軍に就任したものの、...

2018年08月13日

統帥権⼲犯問題と憲法改正反対―「⼤⽇本帝国」の失敗

瀧澤中(作家/政治史研究家)

統帥権⼲犯問題と憲法改正反対―「⼤⽇本帝国」の失敗

統帥権⼲犯問題と憲法改正反対―「⼤⽇本帝国」の失敗

瀧澤中(作家/政治史研究家)

本記事は、瀧澤中著『「??本帝国」失敗の研究【1868-1945】』(PHP?庫)より?部を抜粋編集したものです。   ロンドン軍縮條約は、?字通り軍縮のための條約である。 軍縮には?所・短所、2つの側?があ...

2018年08月13日

蘇我馬子~聖徳太子に手柄を奪われた!? じつはよき為政者だった古代豪族

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

蘇我馬子~聖徳太子に手柄を奪われた!? じつはよき為政者だった古代豪族

蘇我馬子~聖徳太子に手柄を奪われた!? じつはよき為政者だった古代豪族

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

蘇我馬子の墓と推測されている石舞台古墳(奈良県明日香村)   なぜ、蘇我馬子が悪人として語られることになったのか 蘇我馬子(?〜626)といえば、聖徳太子とともに語られる古代日本史のビッグネー...

2018年08月10日

那須与一 「扇の的」で名を上げた若武者!家督を捨て、供養の旅に出る

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

那須与一 「扇の的」で名を上げた若武者!家督を捨て、供養の旅に出る

那須与一 「扇の的」で名を上げた若武者!家督を捨て、供養の旅に出る

日本史・あの人の意外な「第二の人生」より

  那須与一、「扇の的」のその後 源平合戦の一つ、「屋島の戦い(1185)」。船の上に平氏が、岸に源氏が布陣し、激しい戦いがくり広げられた。そのとき、平氏軍のなかから美女を乗せた小舟が登場。「...

2018年08月09日

「壬申の乱」で読み解く古代史~必要のなかった戦い。それでも日本は大きく変わった

倉本一宏( 国際日本文化研究センター教授総合研究大学院大学教授)

「壬申の乱」で読み解く古代史~必要のなかった戦い。それでも日本は大きく変わった

「壬申の乱」で読み解く古代史~必要のなかった戦い。それでも日本は大きく変わった

倉本一宏( 国際日本文化研究センター教授総合研究大学院大学教授)

天武・持統天皇陵   後継者争いを仕掛けたのは大海人と鵜野 「壬申の乱」の経緯は、次のようなものである。 天智10年(671)10月、病床の大王天智は弟の大海人王子(後の天武天皇)を呼び、大王位...

2018年08月06日

鰻 駒形 前川~池波正太郎の江戸を食べ歩く

山口恵以子(作家)

鰻 駒形 前川~池波正太郎の江戸を食べ歩く

鰻 駒形 前川~池波正太郎の江戸を食べ歩く

山口恵以子(作家)

鰻の蒲焼き 今なお、多くの人に親しまれ続けている池波作品。『鬼平犯科帳』や『剣客商売』は、小説で広く読まれるだけでなく、CS放送ホームドラマチャンネルで放送されて人気を博してもいる。ここでは、その池波さんの作品...

2018年07月30日

朝鮮戦争の「その後」~知っているようで知らない朝鮮半島の事件史

荒山徹(作家)

朝鮮戦争の「その後」~知っているようで知らない朝鮮半島の事件史

朝鮮戦争の「その後」~知っているようで知らない朝鮮半島の事件史

荒山徹(作家)

板門店 1953年(昭和28年)7月に休戦協定が調印されて、今年で65年。朝鮮半島は今、新たな歴史を刻もうとしている。しかし、そこに至る道は、決して平坦なものではなかった――。   正統性を賭けてのつば...

2018年07月05日

山本勘助と真田幸村。時代劇のスターは歴史学では厄介者?

井沢元彦(歴史作家)

山本勘助と真田幸村。時代劇のスターは歴史学では厄介者?

山本勘助と真田幸村。時代劇のスターは歴史学では厄介者?

井沢元彦(歴史作家)

学校では教えてくれない日本史の授業 山本勘助と真田幸村といえば時代劇のスターといってもよいでしょうが、実はこの二人、日本の歴史学の上では厄介者扱いなのです。 山本勘助、つまり武田信玄の「軍師」と...

2018年07月02日

伊庭八郎~隻碗の美剣士は幕末の「スイーツ男子」!?

小日向えり《歴ドル》

伊庭八郎~隻碗の美剣士は幕末の「スイーツ男子」!?

伊庭八郎~隻碗の美剣士は幕末の「スイーツ男子」!?

小日向えり《歴ドル》

  伊庭八郎とは…… 天保14(1843)年、心形刀流宗家の長男として江戸に生まれる。幼少時は剣術よりも学問好きとして知られたが、剣術に開眼するとまたたく間に天賦の才を発揮、?伊庭の小...

2018年06月29日

柴田勝家はなぜ、賤ヶ岳で敗れたのか~秀吉の謀略と利家の裏切り

井沢元彦(歴史作家)

柴田勝家はなぜ、賤ヶ岳で敗れたのか~秀吉の謀略と利家の裏切り

柴田勝家はなぜ、賤ヶ岳で敗れたのか~秀吉の謀略と利家の裏切り

井沢元彦(歴史作家)

  勝家の家族関係を利用した秀吉の謀略 本能寺の変が終わった直後の秀吉の本拠は、毛利攻めのときの本拠地だった姫路城でした。それを秀吉は、柴田勝家が北陸に帰った直後、明智光秀との決戦場となった山崎...

2018年06月27日

ポーランド孤児を救え!~日本とポーランドの友好を育んだ物語を多くの人に伝えたい

兵頭長雄(元ポーランド大使)

ポーランド孤児を救え!~日本とポーランドの友好を育んだ物語を多くの人に伝えたい

ポーランド孤児を救え!~日本とポーランドの友好を育んだ物語を多くの人に伝えたい

兵頭長雄(元ポーランド大使)

『歴史街道』2014年3月号、総力特集《シベリアからの奇跡の救出劇 ポーランド孤児を救え!》 より   日本の方に感謝の想いを伝えたい……孤児たちの熱い涙が語るもの なぜ日本に特別な...

2018年06月26日

上杉謙信~川中島での「単騎乗り込み」は本当だ!

井沢元彦(歴史作家)

上杉謙信~川中島での「単騎乗り込み」は本当だ!

上杉謙信~川中島での「単騎乗り込み」は本当だ!

井沢元彦(歴史作家)

  川中島での上杉謙信「単騎乗り込み」は本当だ! 第四回川中島の戦いでは、上杉謙信は集められるだけの兵を集め、決死の覚悟で臨んでいます。その数1万3000。対する信玄は、総勢2万の兵で迎え撃ったと言...