2023年05月26日
「五・一五事件」の青年将校はなぜ減刑されたのか? 政党政治への国民の失望
「五・一五事件」の青年将校はなぜ減刑されたのか? 政党政治への国民の失望
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/) 深刻な経済危機、足を引っ張り合う二大政党、軍部に期待を抱き始める国民...。昭和7年(1932)の五・一五事件の前後、日本の社会に何が...
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2023年05月26日
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/) 深刻な経済危機、足を引っ張り合う二大政党、軍部に期待を抱き始める国民...。昭和7年(1932)の五・一五事件の前後、日本の社会に何が...
2023年05月26日
秦の昭王と趙の恵文王が和議を結んだ秦趙会盟台(河南省三門峡市澠池県) 呂不韋は類まれなる頭脳を武器に、秦の相国にまで昇りつめた傑物だ。元々は韓の商人だった男が、いかにしてその地位を得たのか。先見の明によ...
2023年05月22日
「車懸りの陣」といえば上杉謙信が得意とする戦法として有名である。事実、この戦法により川中島の合戦で武田信玄は窮地に追い込まれている。しかし、この戦法を編み出したのは謙信ではなく北信濃の雄・村上義清だったと...
2023年05月16日
甲斐の虎起つ! 元亀3年(1572)9月、武田信玄は三河、遠江に侵攻した。世にいう西上作戦である。しかし、この作戦は上洛を目的としたものだったのか。その時、織田信長、上杉謙信はどう行動したのか。歴史家の乃至政彦...
2023年04月26日
グラバー園の草野丈吉像 朝井まかてさんの新刊『朝星夜星』が上梓された。舞台は幕末から維新、明治という激動の時代。日本で初めての洋食屋・自由亭を開いた料理人・草野丈吉(じょうきち)と妻ゆきが奮闘する姿を描...
2023年04月21日
忍城(埼玉県行田市) 豊臣秀吉によって決行された「小田原攻め」。豊臣方の攻勢により、北条氏の本拠・小田原城はあえなく降伏開城したが、なんと支城である「忍城」は孤城となりながら攻防戦を続けた。戦国時代最後...
2023年04月20日
加藤清正、福島正則らを含む7人の武将が、石田三成への恨みから襲撃事件を決行した。しかし近年の研究によって、襲撃自体は無かったことが指摘されている。「石田三成襲撃事件」が起きた背景、そして真相について、歴史学...
2023年04月18日
日本史で最も有名な武将・織田信長。信長のイメージは人々に広く定着している。しかし近年では、研究の進歩と共に「新たな信長像」が提唱され始めているのだ。真の信長はどのような人物だったのか。小和田哲男氏が解説す...
2023年04月17日
上杉景勝(左)と直江兼続(右)像 徳川家康が会津征伐に乗り出すきっかけになったとされている「直江状」。これは上杉景勝の家老・直江兼続が家康側に宛てた書簡であるが、研究者の間ではいまも「直江状」は偽文書な...
2023年04月14日
小田原城 相模の戦国大名・北条氏康は「関東独立国家」の樹立を目指して、領国を統治するための組織づくり、そして撫民政策に注力した。北条氏の政権運営は民主的と捉えられるものだったという。小和田哲男氏が、氏康...
2023年04月12日
古代の日本人は縄文時代から、各集落を舟で結んで、玉やヒスイの取引を行なっていた。そして弥生時代になると凄い技術力のある集落が連合体を形成するようになる。彼らはどのような技術を持ち、どのような交易を行なった...
2023年04月03日
牧野富太郎(国立国会図書館蔵) 牧野富太郎は、NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった人物だ。小学校を中退し、極貧生活の中でも植物への情熱を持ち続け、「日本植物学の父」と言われるほどの学者と...
2023年03月06日
斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)は、15歳で織田家に嫁ぐ。絵に描いたような政略結婚だったが、夫は〈大うつけ〉とも噂される織田家の嫡男・信長だった。 いつ実家と婚家が敵対するかわからない緊迫した状況のなか、帰蝶...
2023年01月31日
戸次川古戦場(大分県大分市) 武勇に優れるだけでなく、親孝行で、家臣領民から慕われた──。かくも完全無欠のように語られる長宗我部信親は、戦国の世をいかに生き、なぜ、若くして戦場で散らねばならなかったのか&he...
2022年12月21日
俵屋宗達の「風神雷神図?風」が所蔵されていた建仁寺 日本人の多くが目にしたことがある「風神雷神図?風」。この作品を描いた絵師が、俵屋宗達である。しかし、安土桃山から江戸時代にかけて活躍した彼の生涯は、その...
2022年12月08日
島津氏に関する研究は、日々進展している。「島津義久は朝鮮出兵の際、明との提携を図っていたのか」「義弘は、島津家第17代当主になっていたのか」など、注目すべきトピックスを紹介していこう。 新名一仁 戦国史研究...
2022年12月07日
戦国時代には、いつ滅びてもおかしくなかった前田家。前田利家の娘に生まれた麻阿、豪、千世も、家のために嫁ぎ、生きることを求められました。 婚家で務めを果たし、実家に戻り、第二の人生を歩んだ姉妹。この10月...
2022年11月23日
和歌山城(写真:松村シナ、以下同) 信長、秀吉、家康の三傑だけでなく、真田信繁など、和歌山には戦国武将ゆかりの地が数多く残っている。戦国時代から江戸時代初期にかけて、彼らは和歌山とどのような関わりを持っていた...
2022年11月17日
高野山金剛峰寺(和歌山県伊都郡) 天正13年(1585)、高野山は窮地に立たされていた。羽柴秀吉が10万の大軍で紀州攻めを始め、高野山に圧力をかけてきたのである。 だがその時、ひとりの僧侶・木食応其が秀吉の...
2022年11月14日
『太平記英勇傳』に描かれる鈴木孫市(部分)。別名、雑賀孫ー(東京都立中央図書館蔵) 時には一斉射撃で織田軍をなぎ倒し、時には狙撃で信長を負傷させる...。10年に及ぶ石山合戦で信長の前に立ちはだかったのは、雑賀...
更新:12月16日 00:05