歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2021年06月13日

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

田中純五郎(歴史ライター)

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

田中純五郎(歴史ライター)

天狗党を描いた錦絵「近世史略 武田耕雲斎筑波山之図(部分、敦賀郷土博物館所蔵、敦賀市博物館画像提供) 天狗党の乱は大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれているが、彼らは何とか、自らの志を世間に伝えようとしてい...

2021年06月08日

幕末京都に迫る「天狗党」…一橋慶喜の“その後”に与えた影響とは

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

幕末京都に迫る「天狗党」…一橋慶喜の“その後”に与えた影響とは

幕末京都に迫る「天狗党」…一橋慶喜の“その後”に与えた影響とは

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

回天神社(茨城県水戸市)…安政の大獄、桜田門外の変、天狗党の乱などで国事に殉じた水戸藩士を中心とした志士を祀る。社名は藤田東湖の『回天詩史』に由来。 大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれた天狗党の...

2021年06月04日

天照大神は、本当は「男神」だった?…天皇家の最高神をすり替えた『日本書記』

関裕二(歴史作家)

天照大神は、本当は「男神」だった?…天皇家の最高神をすり替えた『日本書記』

天照大神は、本当は「男神」だった?…天皇家の最高神をすり替えた『日本書記』

関裕二(歴史作家)

天皇家の最高神。天照大神は女神ではなく、もともとは男神であった。なぜすり替えが起きたのか? それは、時の権力者にとって、天照大神を女神に仕立てあげなければならない理由があったからだ。いったい誰が、何のため...

2021年06月02日

ヤマト建国の鍵は「尾張」だった? 『日本書紀』が隠蔽した意外な真実

関裕二(歴史作家)

ヤマト建国の鍵は「尾張」だった? 『日本書紀』が隠蔽した意外な真実

ヤマト建国の鍵は「尾張」だった? 『日本書紀』が隠蔽した意外な真実

関裕二(歴史作家)

纒向遺跡を代表する箸墓古墳 ヤマト政権のはじまりを証明する重要な遺跡である、纒向(まきむく)。そこに全国の広範囲から人が集まってきたことが、出土した外来系土器から分かっている。 驚くべきことに、外来...

2021年05月26日

勝海舟は「冷たい男」と呼んだ...『るろうに剣心』のモチーフとされる“幕末の人斬り”

山村竜也(歴史作家/時代考証者)

勝海舟は「冷たい男」と呼んだ...『るろうに剣心』のモチーフとされる“幕末の人斬り”

勝海舟は「冷たい男」と呼んだ...『るろうに剣心』のモチーフとされる“幕末の人斬り”

山村竜也(歴史作家/時代考証者)

映画「るろうに剣心」の最終章が公開され話題となっているが、その主人公のモチーフは、幕末京都を騒がせた「人斬り」といわれている。 薩摩の田中新兵衛、中村半次郎、土佐の岡田以蔵、肥後の河上彦斎──。彼らは何...

2021年05月21日

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

関裕二(歴史作家)

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

関裕二(歴史作家)

※写真はイメージです 古代日本を大きく動かしたのは「鉄」をめぐる争いである。 生産工具や武器など、当時最先端の利器であった鉄をいかに独占するか? 北部九州勢力はヤマト勢力に対し、関門海峡という格好の...

2021年05月14日

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

河合敦(歴史研究家)

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

河合敦(歴史研究家)

大政奉還の舞台となった二条城(二の丸御殿) 大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一は、京都にいる一橋慶喜に仕えた。 その京都は、まさに政局の中心地であった。八月十八日の政変から鳥羽・伏見の戦い...

2021年05月02日

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年04月26日

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

主家の盛衰、父からの影響、豊臣秀吉による引き立て、そして関ケ原での活躍と敗戦……。 戦国最強と称される立花宗茂と真田信繁(幸村)は、実は共通点が多い。 彼らの生き方が、現代人に問いか...

2021年04月14日

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年04月12日

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年03月25日

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

花見といえば、まず桜が思い浮かぶが、桜の花見が主流となったのは、実は江戸時代。では、それ以前は何の花を愛でていたのだろうか。古くから日本で親しまれてきた、花見の歴史を紹介しよう。 ※本稿は、『歴史街道...

2021年03月24日

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

楠戸義昭(歴史作家)

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

楠戸義昭(歴史作家)

マイナーな戦国武将の中には、まだまだ知られてほしい男たちがいる。さすらいの戦争請負人や率先垂範すぎる名君など、二人の功績と、人となりを紹介しよう。 ※本稿は、『歴史街道』2021年4月号の特集2「もっと知っ...

2021年03月23日

二・二六事件で失われた、ある陸軍軍人の命と「もう一つの日本の未来」

岩井秀一郎(歴史研究家)

二・二六事件で失われた、ある陸軍軍人の命と「もう一つの日本の未来」

二・二六事件で失われた、ある陸軍軍人の命と「もう一つの日本の未来」

岩井秀一郎(歴史研究家)

「生きていれば戦争は避けられたのではないか……」。そう惜しまれている陸軍の軍人がいる。二・二六事件で殺害された、渡辺錠太郎である。その死の背景に迫ると、あり得たかもしれない「もう一つの未来」が浮か...

2021年03月10日

豊臣秀吉が残した“足利家”…栃木県さくら市の史跡をめぐる

『歴史街道』編集部

豊臣秀吉が残した“足利家”…栃木県さくら市の史跡をめぐる

豊臣秀吉が残した“足利家”…栃木県さくら市の史跡をめぐる

『歴史街道』編集部

京都の足利将軍家は、15代将軍の義昭が織田信長に追放され、のちに豊臣秀吉のお伽衆として山城国(京都府)槇島(まきしま)1万石の大名となったが、その後、大名家としては残らなかった。 では、足利家が江戸時代...

2021年03月02日

『鬼滅の刃』の鬼、『呪術廻戦』の両面宿儺…古代日本の"異形"のルーツに迫る

古川順弘(宗教・歴史研究家)

『鬼滅の刃』の鬼、『呪術廻戦』の両面宿儺…古代日本の"異形"のルーツに迫る

『鬼滅の刃』の鬼、『呪術廻戦』の両面宿儺…古代日本の"異形"のルーツに迫る

古川順弘(宗教・歴史研究家)

アニメ2期が発表された『鬼滅の刃』と、同作に迫る人気ぶりを見せる『呪術廻戦』。昨今、漫画やアニメで「鬼」や「両面宿儺」といった、"この世ならざるもの"が注目を集める。 これらは歴史を遡ると、古...

2021年02月20日

渋沢栄一が今、選ばれる理由…格差が広がる「分断の時代」への処方箋

江上剛(作家)

渋沢栄一が今、選ばれる理由…格差が広がる「分断の時代」への処方箋

渋沢栄一が今、選ばれる理由…格差が広がる「分断の時代」への処方箋

江上剛(作家)

大河ドラマ「青天を衝け」で話題沸騰中の渋沢栄一。彼はなぜ、大河ドラマの主人公に選ばれたのか。ポスト・コロナの今、我々が「日本経済の父」から学ぶべきこととは…。 ※本稿は、『歴史街道』2021年3月号よ...