歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2021年05月21日

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

関裕二(歴史作家)

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

関裕二(歴史作家)

※写真はイメージです 古代日本を大きく動かしたのは「鉄」をめぐる争いである。 生産工具や武器など、当時最先端の利器であった鉄をいかに独占するか? 北部九州勢力はヤマト勢力に対し、関門海峡という格好の...

2021年05月14日

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

河合敦(歴史研究家)

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

河合敦(歴史研究家)

大政奉還の舞台となった二条城(二の丸御殿) 大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一は、京都にいる一橋慶喜に仕えた。 その京都は、まさに政局の中心地であった。八月十八日の政変から鳥羽・伏見の戦い...

2021年05月02日

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年04月26日

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

主家の盛衰、父からの影響、豊臣秀吉による引き立て、そして関ケ原での活躍と敗戦……。 戦国最強と称される立花宗茂と真田信繁(幸村)は、実は共通点が多い。 彼らの生き方が、現代人に問いか...

2021年04月14日

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年04月12日

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年03月25日

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

花見といえば、まず桜が思い浮かぶが、桜の花見が主流となったのは、実は江戸時代。では、それ以前は何の花を愛でていたのだろうか。古くから日本で親しまれてきた、花見の歴史を紹介しよう。 ※本稿は、『歴史街道...

2021年03月24日

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

楠戸義昭(歴史作家)

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

楠戸義昭(歴史作家)

マイナーな戦国武将の中には、まだまだ知られてほしい男たちがいる。さすらいの戦争請負人や率先垂範すぎる名君など、二人の功績と、人となりを紹介しよう。 ※本稿は、『歴史街道』2021年4月号の特集2「もっと知っ...

2021年03月23日

二・二六事件で失われた、ある陸軍軍人の命と「もう一つの日本の未来」

岩井秀一郎(歴史研究家)

二・二六事件で失われた、ある陸軍軍人の命と「もう一つの日本の未来」

二・二六事件で失われた、ある陸軍軍人の命と「もう一つの日本の未来」

岩井秀一郎(歴史研究家)

「生きていれば戦争は避けられたのではないか……」。そう惜しまれている陸軍の軍人がいる。二・二六事件で殺害された、渡辺錠太郎である。その死の背景に迫ると、あり得たかもしれない「もう一つの未来」が...

2021年03月10日

豊臣秀吉が残した“足利家”…栃木県さくら市の史跡をめぐる

『歴史街道』編集部

豊臣秀吉が残した“足利家”…栃木県さくら市の史跡をめぐる

豊臣秀吉が残した“足利家”…栃木県さくら市の史跡をめぐる

『歴史街道』編集部

京都の足利将軍家は、15代将軍の義昭が織田信長に追放され、のちに豊臣秀吉のお伽衆として山城国(京都府)槇島(まきしま)1万石の大名となったが、その後、大名家としては残らなかった。 では、足利家が江戸時代...

2021年03月02日

『鬼滅の刃』の鬼、『呪術廻戦』の両面宿儺…古代日本の"異形"のルーツに迫る

古川順弘(宗教・歴史研究家)

『鬼滅の刃』の鬼、『呪術廻戦』の両面宿儺…古代日本の"異形"のルーツに迫る

『鬼滅の刃』の鬼、『呪術廻戦』の両面宿儺…古代日本の"異形"のルーツに迫る

古川順弘(宗教・歴史研究家)

アニメ2期が発表された『鬼滅の刃』と、同作に迫る人気ぶりを見せる『呪術廻戦』。昨今、漫画やアニメで「鬼」や「両面宿儺」といった、"この世ならざるもの"が注目を集める。 これらは歴史を遡ると、古...

2021年02月20日

渋沢栄一が今、選ばれる理由…格差が広がる「分断の時代」への処方箋

江上剛(作家)

渋沢栄一が今、選ばれる理由…格差が広がる「分断の時代」への処方箋

渋沢栄一が今、選ばれる理由…格差が広がる「分断の時代」への処方箋

江上剛(作家)

大河ドラマ「青天を衝け」で話題沸騰中の渋沢栄一。彼はなぜ、大河ドラマの主人公に選ばれたのか。ポスト・コロナの今、我々が「日本経済の父」から学ぶべきこととは…。 ※本稿は、『歴史街道』2021年3月号よ...

2021年02月16日

各地に残る明智光秀「生存伝説」…未だ謎が残る“山崎合戦”敗北後の足取り

楠戸義昭(歴史作家)

各地に残る明智光秀「生存伝説」…未だ謎が残る“山崎合戦”敗北後の足取り

各地に残る明智光秀「生存伝説」…未だ謎が残る“山崎合戦”敗北後の足取り

楠戸義昭(歴史作家)

琵琶湖のほとりにある現在の坂本城址(滋賀県大津市) 明智光秀は死んではいなかった──。山崎合戦に敗れたあと、落ち武者狩りに遭い、命を落としたといわれている明智光秀。しかし各地には、「光秀生存伝説」がまこと...

2021年02月15日

なぜ「織田信長の二男と三男」は後継者になれなかったのか?…信雄と信孝の争いと“その後”

谷口克広(戦国史研究家)

なぜ「織田信長の二男と三男」は後継者になれなかったのか?…信雄と信孝の争いと“その後”

なぜ「織田信長の二男と三男」は後継者になれなかったのか?…信雄と信孝の争いと“その後”

谷口克広(戦国史研究家)

織田信長の二男・信雄と三男・信孝は同年の生まれ。本能寺の変の後、二人は後継者の地位を巡り争いを繰り広げた。彼らはどのような人物だったのか、その実像に迫る。 ※本稿は、『歴史街道』2021年3月号より、内容を...

2021年02月13日

大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一…農民から大実業家へと導いた“5つの転機”

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一…農民から大実業家へと導いた“5つの転機”

大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一…農民から大実業家へと導いた“5つの転機”

河合敦(歴史作家/多摩大学客員教授)

いよいよ2月14日から放送が始まる大河ドラマ「青天を衝け」。幕末維新で活躍した人物には武士が多いが、そんな中にあって、農家出身の主人公・渋沢栄一の経歴は異色といえる。 何が、栄一を「日本資本主義の父」へ...

2021年01月23日

栃木の小大名が幕府から厚遇されていた理由…下野・喜連川に受け継がれた「足利の血脈」

早見俊(作家)

栃木の小大名が幕府から厚遇されていた理由…下野・喜連川に受け継がれた「足利の血脈」

栃木の小大名が幕府から厚遇されていた理由…下野・喜連川に受け継がれた「足利の血脈」

早見俊(作家)

喜連川にかかわる足利家歴代の墓所がある龍光寺(写真提供:栃木県さくら市) 足利氏といえば、下野国の発祥であるが、江戸時代、同じ下野国に小藩として、その血脈が残っていたのをご存じだろうか。 喜連川藩──...

2021年01月15日

四国政策に原因? 足利義昭が黒幕? 史料が語りかける「明智光秀、謀反の真実」

渡邊大門(歴史学者)

四国政策に原因? 足利義昭が黒幕? 史料が語りかける「明智光秀、謀反の真実」

四国政策に原因? 足利義昭が黒幕? 史料が語りかける「明智光秀、謀反の真実」

渡邊大門(歴史学者)

琵琶湖岸の坂本城跡と明智光秀像(滋賀県大津市) 本能寺の変で明智光秀が織田信長を討った理由については、これまでも多くの説が提唱された。研究が進み、従来説の誤りが指摘されてきている一方で、いまだに説は定ま...

2021年01月05日

松永久秀は教養の高い知略家だった?…最新研究で見えてくる「梟雄の真相」

天野忠幸(天理大学文学部准教授)

松永久秀は教養の高い知略家だった?…最新研究で見えてくる「梟雄の真相」

松永久秀は教養の高い知略家だった?…最新研究で見えてくる「梟雄の真相」

天野忠幸(天理大学文学部准教授)

「松永久秀の終焉の地とされる信貴山城址(奈良県生駒郡)」 大河ドラマ『麒麟がくる』で吉田鋼太郎さん演じる松永久秀が注目されている。久秀はなぜ、三好長慶に重用されたのか。幕府の重鎮としての地位を、どのよう...