歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2021年07月27日

アメリカの分岐点...独立戦争後「経済大国」になれた決定的な理由

宇山卓栄(著作家)

アメリカの分岐点...独立戦争後「経済大国」になれた決定的な理由

アメリカの分岐点...独立戦争後「経済大国」になれた決定的な理由

宇山卓栄(著作家)

どんな国においても、分岐点が存在する。いかにしてその国は出来て、発展したのか。今回は世界を牽引する超大国・アメリカを取り上げ、「国家台頭」と「近代化」の時について解説しよう。 ※本稿は、『歴史街道』202...

2021年06月21日

世界トップの「航空思想」を有した日本軍が、太平洋戦争で敗れた理由

戸高一成(呉市海事歴史科学館〔大和ミュージアム〕館長)

世界トップの「航空思想」を有した日本軍が、太平洋戦争で敗れた理由

世界トップの「航空思想」を有した日本軍が、太平洋戦争で敗れた理由

戸高一成(呉市海事歴史科学館〔大和ミュージアム〕館長)

第二次世界大戦を左右した「航空戦力」。世界で最初に機動部隊を創設した日本は、「航空思想」において最先端を走っていた。その力は、真珠湾攻撃で存分に発揮されたものの、やがて日本軍は苦境に陥っていく。その要因は...

2021年06月18日

農耕が“戦争”を引き起こす…縄文人が「中国文明」を拒んだ本当の理由

関裕二(歴史作家)

農耕が“戦争”を引き起こす…縄文人が「中国文明」を拒んだ本当の理由

農耕が“戦争”を引き起こす…縄文人が「中国文明」を拒んだ本当の理由

関裕二(歴史作家)

古代の日本人は大陸の先進文明を遠ざけていた節がある――。彼らはなぜ、農耕や金属生産などのテクノロジーに対して拒絶反応を示したのか? 彼らが、大陸と行き来していた海人たちの情報から知った「文明の恐怖」とは? ...

2021年06月16日

「天孫降臨」は敗者の逃避行だった?…日本の歴史を築いた“海人たち”

関裕二(歴史作家)

「天孫降臨」は敗者の逃避行だった?…日本の歴史を築いた“海人たち”

「天孫降臨」は敗者の逃避行だった?…日本の歴史を築いた“海人たち”

関裕二(歴史作家)

『日本書紀』の大きな謎である「天孫降臨」そして「神武東征」は、本当は何を意味しているのだろうか? たんなる神話と、切り捨てることなどできない。実はそこには、天皇家と倭の海人たちとの深い関係が見え隠れしてい...

2021年06月13日

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

田中純五郎(歴史ライター)

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

田中純五郎(歴史ライター)

天狗党を描いた錦絵「近世史略 武田耕雲斎筑波山之図(部分、敦賀郷土博物館所蔵、敦賀市博物館画像提供) 天狗党の乱は大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれているが、彼らは何とか、自らの志を世間に伝えようとしてい...

2021年06月08日

幕末京都に迫る「天狗党」…一橋慶喜の“その後”に与えた影響とは

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

幕末京都に迫る「天狗党」…一橋慶喜の“その後”に与えた影響とは

幕末京都に迫る「天狗党」…一橋慶喜の“その後”に与えた影響とは

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

回天神社(茨城県水戸市)…安政の大獄、桜田門外の変、天狗党の乱などで国事に殉じた水戸藩士を中心とした志士を祀る。社名は藤田東湖の『回天詩史』に由来。 大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれた天狗党の...

2021年06月04日

天照大神は、本当は「男神」だった?…天皇家の最高神をすり替えた『日本書記』

関裕二(歴史作家)

天照大神は、本当は「男神」だった?…天皇家の最高神をすり替えた『日本書記』

天照大神は、本当は「男神」だった?…天皇家の最高神をすり替えた『日本書記』

関裕二(歴史作家)

天皇家の最高神。天照大神は女神ではなく、もともとは男神であった。なぜすり替えが起きたのか? それは、時の権力者にとって、天照大神を女神に仕立てあげなければならない理由があったからだ。いったい誰が、何のため...

2021年06月02日

ヤマト建国の鍵は「尾張」だった? 『日本書紀』が隠蔽した意外な真実

関裕二(歴史作家)

ヤマト建国の鍵は「尾張」だった? 『日本書紀』が隠蔽した意外な真実

ヤマト建国の鍵は「尾張」だった? 『日本書紀』が隠蔽した意外な真実

関裕二(歴史作家)

纒向遺跡を代表する箸墓古墳 ヤマト政権のはじまりを証明する重要な遺跡である、纒向(まきむく)。そこに全国の広範囲から人が集まってきたことが、出土した外来系土器から分かっている。 驚くべきことに、外来...

2021年05月26日

勝海舟は「冷たい男」と呼んだ...『るろうに剣心』のモチーフとされる“幕末の人斬り”

山村竜也(歴史作家/時代考証者)

勝海舟は「冷たい男」と呼んだ...『るろうに剣心』のモチーフとされる“幕末の人斬り”

勝海舟は「冷たい男」と呼んだ...『るろうに剣心』のモチーフとされる“幕末の人斬り”

山村竜也(歴史作家/時代考証者)

映画「るろうに剣心」の最終章が公開され話題となっているが、その主人公のモチーフは、幕末京都を騒がせた「人斬り」といわれている。 薩摩の田中新兵衛、中村半次郎、土佐の岡田以蔵、肥後の河上彦斎──。彼らは何...

2021年05月21日

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

関裕二(歴史作家)

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

ヤマト勢力が「鉄」を持たなかった謎… 鍵を握る関門海峡 

関裕二(歴史作家)

※写真はイメージです 古代日本を大きく動かしたのは「鉄」をめぐる争いである。 生産工具や武器など、当時最先端の利器であった鉄をいかに独占するか? 北部九州勢力はヤマト勢力に対し、関門海峡という格好の...

2021年05月14日

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

河合敦(歴史研究家)

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

“八月十八日の政変”はなぜ起きたのか? 「幕末京都」の5年間

河合敦(歴史研究家)

大政奉還の舞台となった二条城(二の丸御殿) 大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一は、京都にいる一橋慶喜に仕えた。 その京都は、まさに政局の中心地であった。八月十八日の政変から鳥羽・伏見の戦い...

2021年05月02日

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

安政の大獄から桜田門外の変…明治維新の裏で息づく徳川斉昭の理念

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年04月26日

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

戦国最強武将・立花宗茂と真田信繁、それぞれの「返り咲き」

小和田哲男(静岡大学名誉教授)

主家の盛衰、父からの影響、豊臣秀吉による引き立て、そして関ケ原での活躍と敗戦……。 戦国最強と称される立花宗茂と真田信繁(幸村)は、実は共通点が多い。 彼らの生き方が、現代人に問いか...

2021年04月14日

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

幕府のご意見番・徳川斉昭 失脚からの復活劇のカギは“愛民思想と黒船来航”

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年04月12日

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

明治維新に影響を与えた? 「水戸学」をつくり上げた徳川斉昭の生い立ち

マイケル・ソントン(イェール大学東アジア研究所博士研究員)

江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、「水戸学」の影響を受けていたのだ。で...

2021年03月25日

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

将軍・徳川吉宗がプロデューサーだった!? 知ってるようで知らない「お花見の日本史」

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

花見といえば、まず桜が思い浮かぶが、桜の花見が主流となったのは、実は江戸時代。では、それ以前は何の花を愛でていたのだろうか。古くから日本で親しまれてきた、花見の歴史を紹介しよう。 ※本稿は、『歴史街道...

2021年03月24日

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

楠戸義昭(歴史作家)

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

可児才蔵、寺沢広高…もっと知られるべき戦国武将の「驚くべき逸話」

楠戸義昭(歴史作家)

マイナーな戦国武将の中には、まだまだ知られてほしい男たちがいる。さすらいの戦争請負人や率先垂範すぎる名君など、二人の功績と、人となりを紹介しよう。 ※本稿は、『歴史街道』2021年4月号の特集2「もっと知っ...