2018年12月07日
山本五十六はほんとうに「戦艦無用論者」だったのか?~元・海軍中堅幹部たちが語る
山本五十六はほんとうに「戦艦無用論者」だったのか?~元・海軍中堅幹部たちが語る
山本五十六は戦艦無用論者だったのか? 第29回海軍反省会 昭和57年3月8日開催 太平洋戦争の開戦劈頭、日本海軍は、真珠湾攻撃によりアメリカの戦艦複数に大打撃を与え、また、マレー沖海...
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2018年12月07日
山本五十六は戦艦無用論者だったのか? 第29回海軍反省会 昭和57年3月8日開催 太平洋戦争の開戦劈頭、日本海軍は、真珠湾攻撃によりアメリカの戦艦複数に大打撃を与え、また、マレー沖海...
2018年12月05日
現在の真珠湾 1941年12月8日、山本五十六大将の率いる日本海軍連合艦隊は、ハワイ、オアフ島の真珠湾米海軍基地を空襲し、太平洋戦争の火蓋を切った。当時の海軍戦力の主力であった戦艦に大打撃を与えたこの作戦は、日...
2018年12月02日
英雄とか、英傑とかいわれた人たちは、よく言行録を残しているが、西郷隆盛の場合にはそれがない。福沢諭吉や勝海舟など同時代人が、膨大な自伝とか、言行録を書いたにもかかわらず、西郷はけっしてそういうものを残さな...
2018年11月29日
「日本か。素晴らしい国なんだろうな。まるで夢の国みたいだ。行ってみたいけど、僕には一生、絶対に無理だな。世界は不公平だね」 ノンフィクション作家の早坂隆氏はかつて滞在したルーマニアで、ある...
2018年11月26日
激しく戦争に反対しながら、最も勇敢に戦う 昭和16年(1941)の9月初旬、日本政府首脳部は、関係が悪化していたアメリカ、イギリス、オランダに対して戦争の決意をかためた。そんな緊迫した時期の9月12日...
2018年11月22日
「なぜこうもうまく行かぬのだ、この戦は」 笹尾山の帷幄で苛立つ石田三成を前にして、島左近は諭すように語る。 「それが戦の常というものでございましょうよ」 生まれながらの戦人は、最期...
2018年11月18日
西郷隆盛のリーダーシップは、一言でいうといつも自分の痛い経験、これがまとわりついていたといえる。痛い経験ということは、彼が経験によって傷を負うということだ。傷は痛い。だから悲鳴をあげるときもあるし、わめく...
2018年11月15日
昭和16年(1941)12月、開戦を目前にした軍令部1部幹部。前列左より、第1課長富岡定俊大佐、宣仁親王中佐(高松宮)、第1部長福留繁少将、神重徳大佐(先任参謀)。後列左より、中野政知中佐(軍令部出仕)、内田...
2018年11月14日
ナポレオン・ボナパルト。 革命期フランスの軍人・政治家。 裸一貫で身を起こし、フランス第一帝政の皇帝に即位する。 18世紀の末、混迷を窮めたフランスに彗星の如く現れ、あっという間にフランスをま...
2018年11月08日
オットー・ビスマルク 永きにわたって分裂状態が続いていたドイツを統一に導いた名宰相。明治の政治家からも尊崇を受けた傑物。 (イラスト いのうえもえ) 偉大なる名宰相、オットー・フォン...
2018年11月06日
※本記事は、童門冬二著『名補佐役の条件』より一部を抜粋編集したものです。 豊臣秀吉の小田原攻め 天正15年(1587)7月14日、豊臣秀吉は九州を平定した。そして大坂に凱旋した。 九州の雄...
2018年10月31日
小早川秀秋は裏切るのではないか…。 宇喜多秀家軍を指揮する明石掃部は、戦の先行きに不安を抱いた。──それでも、我らが押しまくれば、さすがに寝返りをためらうにちがいない。キリシタン武将は存分に戦うこ...
2018年10月26日
西郷自身が語る大久保との差 好敵手(ライバル)という言葉がある。ライバルとは敵であると同時に、かけがえのない味方でもある。西郷隆盛にとっての最大のライバルは、もちろん大久保利通である。西郷は、大久保を...
2018年10月24日
戦国派に嫌われた経営派 井伊、本多、酒井、榊原の四人を「徳川四天王」と呼ぶ。そのひとり、榊原康政が慶長11年(1606)5月に癌にかかったときいて、徳川家康が見舞いの使いをよこした。が、普通なら、...
2018年10月23日
ローマ対カルタゴ、世界史の主役をかけた戦い 前338年、マケドニアがカイロネイアの戦いに勝ち、コリントス同盟を通じてギリシアを統一した頃ですね。ローマは周辺都市を屈服させて、ラティウム地方とい...
2018年10月21日
勝海舟 流れにのりながら自己を確立した横井小楠 ものごとは機に臨み、変に応じて処置せよ。 これは勝海舟の言葉ではない。横井小楠の言った言葉を彼が引用している。 「今まで会った人間...
2018年10月19日
<<国際金融論の専門家である真田幸光氏。愛知淑徳大学の教授を務めつつ、官民問わず多くの顧問やアドバイザー業務、メディア出演、論文・雑誌の寄稿を多数行う。世界各国に独自の情報網を築き、各国の政治経済動向に精...
2018年10月18日
西郷の手法はリストラそのもの 現代は国の内外を問わず、さまざまな問題が山積している。国際化とか情報化という言葉をひんぱんに耳にするが、裏を返せばいまは日本の片隅に生きていても、一個人の考え方や一企業の...
2018年10月17日
西軍の総大将に毛利輝元が収まった裏には、外交僧・安国寺恵瓊の働きがあった。しかし関ケ原合戦において、毛利軍は動かず、西軍は敗れた。そのとき、恵瓊は何を思ったのか。 岩井三四二(作家) 昭和33年(1958...
2018年10月12日
勝海舟の人材観 勝海舟は、人材登用法についてこんなことを言っている。 「ぜんたい、薩摩から樺山資紀だの松方正義だのといって、名高い政治家が出ているのは、何の不思議なこともないのだ。薩摩...
更新:12月14日 00:05