2020年11月16日 公開
2022年07月27日 更新
第4位には、「甲斐の虎」こと武田信玄がランクイン。「強く恐れられていたことがわかるから」(40代、女性)や「字面もかっこいいと思います」(40代、男性)といった票が集まりました。
そして、信玄の好敵手である、「越後の龍」上杉謙信が第5位。謙信については、「軍神」の異名を挙げる声も。
また、信玄と謙信には、二人あわせての票がとても多く届きました。たしかに並べてみると、かっこよさが増す気がします。
続いて、大河ドラマ「真田丸」の影響もあり、「日本一の兵」と称された、真田信繁(幸村)が第6位に。
1位から6位までは、日本史の中でも、戦国武将が並ぶ結果となりました。
ようやく世界史上の人物が入った第7位には、レンブラントとビスマルクという二人がランクイン。「光の画家」などの異名を持つレンブラントですが、芸術家がここまで上位に入ることを、果たして予想できた方はいたのか……。
一方、有名な演説から「鉄血宰相」の異名が付いた、ドイツ(プロイセン)の政治家ビスマルクには、「絶対にまとまりそうになかったドイツ一帯を、一つにした手腕が凄い!」(70代、男性)など、印象深い異名に劣らない活躍を見せた点に、心惹かれた方が多く見受けられました。
そして第9位には、3人の名前が並びます。まずは、「その意味がもうカッコ良い」(40代、男性)などの意見から、「伏龍」諸葛亮(孔明)。次に、「乱れた国を照らして平和な朝をもたらそうとする象徴のようでかっこいい」(10代、男性)と評された「朝日(旭)将軍」木曾義仲。最後は、新選組の「鬼の副長」こと土方歳三。「他人にも自分にも厳しく、鬼の副長と呼ばれる理由がまさに漢!」(20代、女性)のほか、「現代のゆとり世代が多い社会で必要な人材だと思ったから」(30代、男性)という意見もありました。
ここからは、興味深い意見をまとめて紹介します。
▼北条氏康「『相模の獅子』からは、関東の王者という威厳が感じられて好きです」(40代、男性)
▼リチャード一世「『獅子心王』の名前からして、勇敢さや力強さが伝わる」(20代、女性)
▼ルイ一一世「『遍在する蜘蛛』は敵につけられたあだ名ではあるが、権謀術数に長けたこの王にとっては魅力ある異名と言えるのではないか」(40代、男性)
ご紹介しきれませんでしたが、その軍功から人々に「サラセン人(にとって)の蒼ざめた死」と讃えられた、ビザンツ皇帝ニケフォロス二世にも票が入りました。
異名を付けられた人物の武勇や活躍もさることながら、名付けた人物のセンスも評価したくなりますね(笑)。たくさんのご投稿、ありがとうございました!
更新:11月21日 00:05