2016年04月05日 公開
2023年03月09日 更新
春爛漫!お花見の時季がやってきました。PHP研究所は、桜の名所・皇居の傍から東京湾近くの豊洲に越してきて初めての春。今年は社屋の隣に植わっている桜で花見でしょうか。さて、今回投票いただいた町並みの多くは、桜の名所でもあります。足をのばして、町とあわせて楽しめるお花見スポットに出かけてみても良いですね。
1位 京都(祇園、伏見、嵐山、太秦など) 10.4%
2位 倉敷(岡山県) 4.2%
3位 萩(山口県) 3.5%
4位 金沢(石川県)3.0%
5位 角館(秋田県)1.4%
今回は予想外に票が割れてしまったので、ランキング発表は5位まで。ただ、その町の写真を添えてお届けします。
1位はやはり、この町、京都。「タイムスリップしたかのような歴史的な町並みと匂いと空気感が心を安らかにしてくれます」(20代、男性)。
大くくりで「京都」というのではなく、より具体的な地名を挙げてくださる方も多くいらっしゃいました。
「上京区。間口の狭い住宅や、西陣織の工場など、歴史が生きている町です」(20代、男性)
「伏見。地元の人でもこの町並みを見ると京都らしさを感じるそうです」(30代、男性)
「高瀬川一之船入。角倉了以の別邸跡地にある串カツ屋『大岩さん』(と京都の人は呼びます)は、玄関入り口で頼めば、料理を注文しなくても庭園を見せてくれます」(60代、男性)。
古い町並みに京都駅のような現代的な風景が重なっているのも京都の面白いところ。
「四条通り。古くから大切に整備され、伝統的な建物が残っていながらも、現代的なビルが建つ。全てが古風で綺麗なわけではなく、だからこそ魅力的。歴史の流れを感じます」(20代、男性)。
2位、3位はいずれも中国地方。倉敷は、江戸時代以降の蔵屋敷の町並みを今に留める「美観地区」が人気です。
「日本家屋の密集度が他の古い町並みに比べて高い。江戸、明治両方の風情を感じさせる」(50代、男性)
「地元だが、古くさいイメージしかなく、ほとんど行ったことがなかった。しかし数年前に久しぶりに訪れてみると、オシャレなカフェや雑貨屋が、昔からある建物と見事に調和しており、以来県外の人には必ずここを案内するようになった」(20代、女性)
「特に夜は幻想的」(30代、男性)
「柳の木も素晴らしい雰囲気」(20代、女性)
「ひなびた商店街もお薦め」(50代、男性)
萩は昨年の大河ドラマの舞台のひとつでもありました。夏みかんの町並みが素敵です。
「土塀が連なる町並みに幕末・維新の息吹を感じる」(60代、男性)
「吉田松陰をはじめとした幕末の志士の心を感じることができる」(60代、男性)
「そぞろ歩くだけでも雰囲気に酔えます」(30代、女性)
「観光地でない普通の町並みにこそ歴史があります」(50代、女性)
「夕日が似合う」(40代、男性)
また、近接する津和野町(島根県)も山陰の小京都と称されます。
「山間に続く町屋通り。キリスト教的な建物も残っている、歴史的な町並みです」(50代、男性)
更新:12月10日 00:05