PHPオンライン
MENU
サイトメニュー閉じる
歴史街道 » 本誌関連記事 » 真田信繁―家康の私欲に真田の兵法で挑む!陽性で懐の深い智将の魅力 » 画像2 枚目
本誌関連記事
2016年02月15日 公開 2022年08月01日 更新
童門冬二(作家)
記事を読む
大坂の陣は所詮、大坂方に勝ち目はなく、真田信繁らは「死に花」を咲かせようとしたのだ…。そう語られることがよくありますが、果たして真実でしょうか。関ケ原に倍する軍勢が対峙した冬の陣はもちろん、堀を埋め立てられ、大坂城が裸城となった夏の陣においてすら、大坂方の武将たちは戦意高く、関東方の大軍勢に最後まで挑みました。寄せ集めの将兵である彼らを一つにしたのは、真田信繁らが立案した絶妙の策と、勝利への希望です。すなわち家康を「討つ」ことさえできれば関東方は瓦解し、逆転できるというこの戦いの本質を理解し、勝つことを諦めていなかったのです。「死に花」とは真逆の、勝つために戦った信繁と大坂の陣を描きます。第二特集は「日本史をより深く愉しむ法 後篇」です。
「真田日本(ひのもと)一の兵(つわもの)」「日本にはためし少なき勇士なり」…。敵からも、また後世の人々からも戦いぶりを絶賛されたのが、従来、真田幸村の名で知られた真田信繁です。稀代の智将と呼ばれた父・真田昌幸の薫陶を受け、大谷吉継、石田三成らとの出会いから「義」の心に接した信繁。彼が関ケ原合戦で父とともに西軍に加担、上田合戦で徳川軍を散々に翻弄し、さらにその後、豊臣家の要請に応え、大坂冬・夏の陣に参戦、総大将の徳川家康を討ち取る寸前まで追い詰めたのはなぜか。信繁の生涯を貫いた「真田の誇り」に迫ります。また大河ドラマ「真田丸」出演の堺雅人さん、大泉洋さん、脚本の三谷幸喜さんのインタビューも掲載。 第二特集は「聖徳太子はいなかったのか」です。
発売日:2024年11月06日 価格(税込):840円
詳しく見たい!!!
詳細・目次はこちらから ⇒
更新:11月18日 00:05
このページのTOPへ