2015年08月16日 公開
2023年02月15日 更新
今年は大坂夏の陣から400年です。それを記念して8月13日より、東京駅に隣接する丸ビル1Fマルキューブ(東京都千代田区丸の内)で、「丸の内夏の陣 真田幸村と戦国武将たち」と題する展示会(無料)が行なわれているので、見学してきました。
展示されているのは、真田幸村をはじめ、真田昌幸、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗、上杉景勝の六人の甲冑のレプリカ。丸の内というオフィス街の一角に、戦国の戦場の雰囲気が漂っていました。
レプリカとはいえ、本物と見まがう出来栄え。しかも博物館のガラス越しではなく、間近に見ると迫力があります。またレプリカならではの仕掛けも。
普通、甲冑の展示といえば立て台などを用いて、人が装着しているかのように胴の上に兜を置いてある場合が多いですが、こちらの展示では完全に甲冑がポーズをとっています。
采配を上げる真田昌幸や豊臣秀吉、歩き出すかのような徳川家康、腕を組む上杉景勝、刀を肩にかつぐ伊達政宗、そして真田幸村は、小脇に抱えた槍を今にも突き出しそうな構えです。
それらにフットライトが当たり、一種独特の雰囲気が生まれていました。見学客の多い時間帯でしたので、一ヵ所で粘るというわけにはいきませんでしたが、人の少ない時に一対一で向き合ったら、本当に幸村と対話するような感覚が味わえそうです。
また会場には、ケースに入った「真田丸」復元ジオラマや、戦国グッズを販売するショップもありました。いずれにせよ、これらの甲冑が無料で見学できるのは嬉しいことです。近所にお出かけの際は、覗いてみてはいかがでしょうか(辰)
期間:8月13日~8月29日
時間:11:00~21:00(日・祝は20:00まで)
場所:丸ビル1F マルキューブ
料金:無料
更新:11月22日 00:05