2019年03月26日 公開
二本松城の後は、白河へ。白河小峰城の三重櫓を見学した一行が向かったのは、「二ノ丸茶屋」。
そこで、スペシャルゲストが登場。白河市出身のお笑い芸人・あばれる君である。
スペシャルゲストを、一行は大きな拍手で迎えた。
実は社会の教員免許を持っているという、あばれる君。
ショートコントを披露した後は、河合先生の「白河口の戦い」の講義に、いち生徒として参加。
白河の人びとが戦後、敵味方関係なく、戦死者たちの墓を作り弔ったというエピソードに、「やっぱり白河の人たちってあったかいですね!」と、あばれる君もコメント。
尊敬する人物は吉田松陰というあばれる君と、河合先生の熱い幕末トークに、会場は大いに盛り上がった。
トークショーが終わると、会津若松市内の「會津東山温泉 原瀧」へ。今日はここで宿泊となるが、初日のイベントはまだ終わりではない。
豪華な夕食とともに催されたのは、レクリエーション「戊辰150周年クイズ」大会である。
クイズに勝ち残った上位4名には、河合先生の著書『歴史の勝者にはウラがある 日本人が誤解している戦国史』に、その場でサインしてもらえるというごほうびが!
夕食会は盛況のうちに終わり、一行はおよそ1300年の歴史を持つ東山温泉で、旅の疲れを癒した。
2日目、雲ひとつない快晴。
一行が最初に向かったのは、戊辰戦争の時には傷病者の診療所として使われていたという、日本庭園・御薬園である。
園内の楽寿亭には、その時の刀傷が今も残っている。
そして、いよいよ鶴ヶ城へ。
河合先生の講義は、北側にある道場「武徳殿」で行なわれた。
道場には「什の掟」が掲げられており、厳かな雰囲気に一行の背筋が伸びる。
ここでの講義は、まず幕末の会津藩主・松平容保の生い立ちから始まった。
彼が京都守護職を引き受けた理由、新政府から朝敵のレッテルを貼られて戦さへと至る経緯、家臣からの人望が厚かった容保の人柄、そして大河ドラマの主人公・新島八重の話題も……。
講義の後は、鶴ヶ城見学へ。思い思いに鶴ヶ城を堪能した。
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「会津サムライめし」、いざご馳走になり申す! >
更新:12月04日 00:05