2017年11月13日 公開
2023年11月14日 更新
今月のお題は「あなたが一緒にお酒を飲みたい日本史上の人物は?」です。さっそくランキングを見ていきましょう!
歴史ファンにとって、歴史上の好きな人物とお酒を酌み交わすことは、一つの夢でしょう。そこで今回のアンケートでは、一緒にお酒を飲みたい(未成年の方は、アルコール抜きで一緒に食事をしたい)日本史上の人物を答えていただきました。古代から幕末・明治まで、幅広い時代の人物が上位に入る結果に。いただいたコメントとともに紹介しましょう!
1位に輝いたのは坂本龍馬。「日本の将来をどう考えていたかを聞きたい」(30代、男性)、「これからの日本の話を聞きたい」(30代、女性)といった理由を多くいただきました。
「会社の同僚と酒を飲みながら、『これから、どう会社を変えていかないといけないか』という話をよくする。龍馬は、会社なんて小さな話ではなく、『これからの日本をどう変えていくか』などを話していたのだろうか。規模は違えど、志ある人と、同じ目的を持って、酒を酌み交わしながら語り合ってみたい」(30代、男性)という方もいました。
維新の志士では、3位に西郷隆盛、8位に土方歳三もランクイン。西郷については、「お酒が強そうなので。大好きな焼酎を一緒に飲みたい!」(30代、女性)というようなコメントが多かったのですが、実は下戸だったそうです。鹿児島出身で、恰幅も良いですから、いかにも飲めそうなのですが。
土方には、「幕末の悲哀を、男らしく語ってもらって、飲み明かしたい」(60代、男性)や、「やはりなんといってもイケメンですし(←ここ、重要です!)、お酒も強そうですし、楽しくお酒を酌み交わしながらオールができそうなので」(40代、女性)などの理由をいただきました。
戦国時代の三英傑、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康も、二位、四位、五位と、上位に入りました。
信長については、「酒に弱いことで有名なので、酒だけでも勝ってみたい」(30代、男性)という方もいれば、「お酒を交えながら、どのような考え方をする人物だったのか確認したい。命がけでお話ししてみたいです」(30代、女性)という方も。「能の舞もぜひ見てみたい」(40代、男性)といった意見もありました。酔うと舞ってくれるのでしょうか?
秀吉には、「楽しい宴になりそうだから。気持ち良くお酒を飲ませてくれそう」(50代、男性)といったコメントが多く寄せられました。なんとなく、賑やかなお店に連れて行ってくれそうな気もします。「桜を見ながら大宴会をしたい」(50代、男性)というコメントも。北野大茶会を、春にアルコール入りで開催するイメージでしょうか。
家康と答えた方からは、「いろんなことをどうやって乗り切ったのか聞いてみたいので」(30代、男性)という理由や、「グルメそうだから。じっくり美味しいものを食べながら、美味しい日本酒を飲みたいです」(40代、女性)といった理由が寄せられました。
戦国武将では、もう一人、明智光秀が8位に入りました。理由は「なぜ本能寺の変を起こしたのか聞いてみたい。お酒の席なら話しやすいかも?」(30代、女性)や、「本能寺の変に至った経緯や、上司や同僚への愚痴など、いろいろ聞いてみたい」(40代、男性)など。確かに、光秀と飲む機会があれば、ある程度酔ったところで、「信長のこと、どう思う?」と切り出してみたいところです。
6位の聖徳太子には、「本当に10人の話を聞き分けられたのか確かめたい」(40代、女性)というコメントが多数。試されてしまうのは気の毒ですが、聖徳太子と飲むのに、少人数の会にしてしまうと、確かにもったいないかもしれません。
同じく6位の千利休には、「酔わせて愚痴を聞きたい。『ほんまはお茶より酒がええねん』とか」(40代、男性)という理由も。「『ぶっちゃけ、秀吉のことどう思う?』って聞きたい」(30代、女性)という方もいました。
8位の紫式部については、「『源氏物語』の創作秘話や、登場人物のモデルになった人はどんな人だったのか、作中には描かれていない彼女の中でのストーリーとかを聞きたいです!」(10代、女性)という理由のほか、「恋愛トークとか噂話とかしたい!」(30代、女性)といった理由も目立ちました。こうした話をするには、日本史上、紫式部が最適だということでしょうか。
更新:11月21日 00:05