2016年08月04日 公開
2023年03月09日 更新
今回のテーマは仕えてみたい武将です。人となりが知りたい、歴史の転換期に立ち会いたいなど、様々なご意見をお寄せいただきました。
1位 織田信長 21.6%
2位 徳川家康 12.2%
3位 豊臣秀吉 8.7%
4位 武田信玄 6.5%
4位 上杉謙信 6.5%
6位 真田信繁 5.7%
7位 伊達政宗 5.2%
8位 石田三成 3.3%
9位 明智光秀 2.3%
10位 黒田官兵衛 2.0%
第1位は織田信長です。20パーセント超えの得票率から、その人気ぶりが窺えます。
「信長を本能寺の変から守り、歴史を変えたい!」(30、女性)
「裏切りがなければどこまで上り詰めたのか、この目で見たい」(40代、男性)
信長の天下となった日本はどうなるのか、歴史ファンの気になるところです。また、実力で出世できるのも魅力。
「秀吉のように信長に認められて、のし上がりたい」(30代、男性)
「信長の家臣であれば、努力次第で大名への道が開かれている」(50代、女性)
さらに人物像や、発想力にも高い関心が。
「本当に冷血な人か知りたい」(20代、女性)
「合理的で斬新な考え方を学びたい」(40代、男性)
第2位はこの人。「天下分け目の決戦を経て、太平の世を築いたプロセスに関与したい」(20代、男性)。そう、江戸幕府初代将軍徳川家康です。長期政権に求められるのは、やはり安定感。
「真面目に仕えていれば大名になれそう」(40代、男性)
「長期政権を築いた家康に仕えた方が得」(40代、男性)。
こんなご意見も。
「健康オタクと言われる家康に、秘訣を教わりたい」(20代、女性)。
第3位は太閤殿下、豊臣秀吉です。
「日本一の立身出世を間近で見届けたい」(40代、男性)
「上司に気に入られるテクニックを学べそうだから」(20代、女性)
天下人へと上る過程が見たいのはもちろん、人たらしと言われた人心掌握術を盗み、活かしたいという意見も多数でした。さらに「側室になり、贅沢三昧してみたい」(40代、女性)。大坂城内の豪奢な生活に憧れる女性は多いようです。
第4位は同率で、武田信玄と上杉謙信。ここでも2人はライバルでした。
信玄には、「最強の騎馬隊に入り、信玄を上洛させたい」(30代、男性)と、上洛の夢を抱く方が多数。ユニークなご意見として、「塩を備蓄することを進言したい」(40代、男性)。
謙信には、「義理人情に厚いイメージがあり、仕えたらよくしてもらえそう」(50代、女性)。やはり「義」の武将への憧れが多い一方、「川中島の戦いでの車がかりの陣など、奇抜な戦略を間近で見たい」(60代、女性)など、謙信の軍略用兵を学びたいという方も。
弊誌先月号(7月号)の総力特集で取り上げた真田信繁と石田三成は、それぞれ6位と8位にランクインです。
信繁は、「戦略的な機知に富み、名将の誉高いので、一兵卒として是非仕えたい」(50代、男性)。もちろん、大坂の陣で共に家康を追い詰めたいという声も目立ちました。
三成は、「主君に忠実に仕える姿が尊敬できるので、豊臣の為に戦う三成を側で支えたい」(30代、女性)。三成に対して熱い想いを抱く方が多いことには驚かされました。
その他、トップテン以外の印象的なご意見を紹介します。
▼前田慶次郎「一緒に派手に傾きたい」(50代、女性)
▼大谷吉継「豊臣家と三成の為、病弱な体に鞭打って戦に臨む姿から、吉継を支えたいと感じる」(20代、女性)
▼島津義弘「劣勢でも敵に立ち向かう強さに憧れる。関ケ原で徳川軍を翻弄したい」(10代、女性)
▼明智光秀「本能寺の変へ至る動機が知りたい」(50代、女性)
▼徳川慶喜「どんな気持ちで江戸時代を終わらせたのか知りたい」(30代、女性)
▼九戸政実「九戸党として仕置軍を打ち負かしたい」(20代、男性)
▼源頼朝「義経との仲を取り持ちたい。2人の関係が変わると、歴史も変わった気がするので」(30代、女性)
男性は、武将の下で自分が活躍したいという観点のコメントが、女性は、武将を支える力になりたいという観点のコメントが多いようでした。男女でコメントの傾向が異なるのも、面白いですね。
更新:11月22日 00:05