2020年01月24日 公開
2023年01月01日 更新
あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に――。
くじ引きの結果、第7回は、どこの県の誰なのか。
執筆者は、「羽州ぼろ鳶組」「くらまし屋稼業」シリーズが人気で、『童の神』が直木賞・山田風太郎賞の候補になり、『八本目の槍』も「週刊朝日」の歴史・時代小説ベスト10で第1位を獲得するなど、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。
この動画は、第7回のくじ引きを撮影したものです。
茨城県は、かつての常陸国と、下総国の一部にあたります。
この地域で最も知られている戦国大名といえば、佐竹氏。
佐竹氏は清和源氏で、新羅三郎義光の子孫が常陸国の佐竹郷に土着、勢力を伸ばしていき、源頼朝に従うことで北関東の名族となりました。
戦国時代には、「鬼義重」の異名をとった義重が、常陸から下野、陸奥にまで領国を拡大し、南の北条氏、北の伊達氏と争います。
この二大勢力と鎬を削り、そして、天下人となった豊臣秀吉が関東へと進出してくる中で、いかに佐竹氏は生き残ったのか――。
茨城県の戦国武将・佐竹義重を、家督を継いだ義宣の視点で描いた連載第7回は、2月6日(木)発売の「歴史街道」3月号に掲載されています。お楽しみに!
更新:12月10日 00:05