2019年09月24日 公開
2023年01月01日 更新
あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に――。
くじ引きの結果、第1回は佐々成政×富山県、第2回は有馬晴信×長崎県でした。では第3回は、どこの県の誰なのか。
執筆者は、「羽州ぼろ鳶組」「くらまし屋稼業」シリーズが人気で、『童の神』が直木賞の候補になり、新作『八本目の槍』も好評、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。
この動画は、第3回のくじ引きを撮影したものです。
くじ引きの結果、連載第3回は……青森県!
青森県は、かつての陸奥国の一部にあたります。
戦国時代、この地を支配していたのは、南部氏でした。
天文10年(1541)、南部氏の家督を継いだ晴政は、勢力を拡大して陸奥北部を支配します。
「三日月の丸くなるまで南部領」と言われるほど、その領地は広大なものとなり、南部氏は最盛期を迎えました。
それに対して元亀2年(1571)、津軽地方の大浦(津軽)為信が南部氏へ戦いを仕掛け、独立をめざします。
そして、その独立への戦いのターニングポイントとなったのが、六羽川合戦でした。
青森県の武将・津軽為信の六羽川合戦を、為信の妻の視点で描いた連載第3回は、10月4日(金)発売の「歴史街道」11月号で掲載です。お楽しみに!
更新:12月10日 00:05