2019年07月09日 公開
2022年07月27日 更新
「自分らしく、自由に生きる」ということが主流になりつつある現代において、一途に主君や国家のために尽くす姿は、「時代遅れ」と言われてしまうのかもしれません。しかし一方で、今なお多くの日本人が、そういった真っ直ぐな姿を「美しい」と感じているのも、また事実。皆さまは「忠臣」たちの生き様に何を感じ、何を見出しますか?
今回は江戸時代以前の人物だけで競うかと思いきや、意外にも明治以降の人物に、少なからず票が集まりました。ランクインしたのは一人だけでしたが、確かに近代にも「忠臣」といえる人々が存在していましたね。
それでは、ほかにも様々な「意外」があった今回の結果を、細かく見ていきましょう。
圧倒的な得票率で第1位の座に就いたのは、「忠臣蔵」で知られる、大石良雄(内蔵助)でした!
主君の無念を晴らすべく、47人の浪士らが吉良邸に討ち入り、仇討を果たした、「忠臣蔵」こと元禄赤穂事件。一般に知られている話は脚色された部分もありますが、「命をとして主君の無念を、というのはまさに忠臣」(40代、男性)や、「江戸時代以来、歌舞伎や演劇、映画、ドラマ、小説に取り上げられてきた、日本を代表する忠臣だと思います」(50代、男性)など、その生き様に胸を打たれ、「忠臣」を連想した方が大多数でした。また、「テレビドラマを見ていた」などの意見も多く、日本人が「忠臣蔵」に馴染み深いことも、勝因の一つのようです。
しかし、ここまで2位との差が開くとは、編集部としては予想外の結果でした。
更新:11月21日 00:05