2016年12月12日 公開
2022年08月01日 更新
今回は、あなたが思う歴史上のベストコンビ。お馴染みの二人から、意外性のあるカップリングまで、多彩な顔ぶれとなりました。早速発表です。
1位 源義経と武蔵坊弁慶 16・3%
2位 織田信長と豊臣秀吉 10・2%
3位 近藤勇と土方歳三 8・6%
4位 上杉景勝と直江兼続 3・6%
5位 上杉謙信と武田信玄 3・2%
6位 織田信長と森蘭丸 3・1%
6位 木曾(源)義仲と巴御前 2・9%
8位 石田三成と大谷吉継 2・7%
9位 伊達政宗と片倉小十郎(景綱) 2・2%
10位 中大兄皇子と藤原(中臣)鎌足 1・7%
第1位のコンビは、源義経と武蔵坊弁慶です。「主従関係であると同時に刎頚の友」(20代、女性)と、二人の友情に感動を覚えるという方が多数でした。
▼「運命の出会いが五条の橋上で、今では考えられないような主従関係がドラマチック」(30代、女性)
▼「安宅の関での『勧進帳』の場面が好きなので」(30代、男性)
▼「最期まで弁慶が身体を張って主君を守る姿は本当に素敵です」(20代、女性)
出会いから最期まで様々な逸話が残る二人。古来、様々なかたちで描かれてきましたが、その人気は時代を問いません。
続いて2位は、織田信長と豊臣秀吉の二人。コメントで目立ったのは、信長が秀吉を見出したことに触れたもの。
▼「農民である秀吉を家臣に抜擢した信長の眼力と、それに応えた秀吉の仕事ぶりも素晴らしい」(50代、女性)
▼「秀吉が懐で草履を温めた逸話は象徴的」(20代、男性)
その他、「織田信長が実現できなかった全国統一を、豊臣秀吉が成し遂げたから」(10代、女性)や、「信長の敵討ちのため、すぐに動いた秀吉の行動力が物語っている」(40代、男性)と、信長の後継者としての秀吉の動きに着目したコメントも集まりました。
「歴史上最強の剣客集団をまとめた二人はベストコンビでしょう」(30代、男性)と、新選組から、局長近藤勇と「鬼の副長」土方歳三が第3位となりました。
▼「カリスマ性の高いトップと、それを支える有能な参謀の名コンビ」(40代、男性)
▼「互いの足りない部分をうまく補い合い、最高のコンビネーションを発揮したと思う」(30代、女性)
このように、相互補完しながら、新選組を牽引した二人の手腕に称賛の声が多数寄せられました。
そして4位には、「互いに厚い信頼関係で結ばれ、義を重んじる姿が素敵」(30代、男性)というコメントが多数。そう、「義」を重んじる二人といえば、上杉景勝と直江兼続の主従です。幼少期から共に過ごした二人ならではのコメントが目立ちました。「景勝は無口だが、兼続は景勝の気持ちを汲み取って動いているイメージ」(30代、男性)。
5位の二人は“コンビ”というより“好敵手”。幾度も川中島で火花を散らした上杉謙信と武田信玄です。「敵同士ながら、相手が窮地に陥った際、手助けをするなんて、相手を認めていないと出来ない」(30代、女性)と、謙信が信玄に塩を送ったという逸話に、感銘を受けた方が多数でした。
6位以下にも、日本史上の名コンビがずらり。惜しくもランキングから漏れてしまったコンビも含め、興味深いコメントをご紹介します。
▼木曽(源)義仲と巴御前(6位)
「共に支え合い、戦い抜いた最強のベストコンビだと思います」(20代、女性)
▼中大兄皇子と中臣(藤原)鎌足(10位)
「大化の改新を思い出す度に、両者の強い意志と結束を感じる」(四〇代、男性)
▼大山巌と児玉源太郎
「この二人なくして、日露戦争は終結できなかった」(60代、男性)
▼坂本龍馬と中岡慎太郎
「表の龍馬に裏の慎太郎。表裏一体の二人がいなければ、今の日本は無かったと思う」(30代、女性)
▼立花道雪と高橋紹運
「群雄割拠の九州において大友家を共に支えた二人なので」(30代、男性)
▼天武天皇と持統天皇
「持統天皇が天武天皇の遺志を継ぎ、体制作りをしたから」(50代、女性)
▼松尾芭蕉と河合曾良
「芭蕉が『おくのほそ道』を完成させたのは、曾良の支えがあったからこそ」(30代、男性)
▼弥次さんと喜多さん
「フィクションだが、日本人なら誰でも知っていると思うので」(50代、男性)
▼ライト兄弟
「兄弟で成し遂げた偉業は、尊敬に値する」(20代、男性)
集計作業をしていて、「自分も、この人の為に尽くしたい、と思える人と出会いたい」というコメントが多く寄せられたのが印象的でした。
更新:11月21日 00:05