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今村翔吾〔戦国武将×47都道府県〕連作読切小説がスタート~第1回「富山県」

2019年07月26日 公開
2023年01月01日 更新

『歴史街道』編集部

今村翔吾、富山県
 

今村翔吾先生の新連載スタート !

戦国武将×47都道府県の連作読切小説

あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に――それがこの新連載です。

ご執筆いただくのは、「羽州ぼろ鳶組」「くらまし屋稼業」シリーズが人気で、『童の神』が直木賞の候補になるなど、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生。

では、どの県から始めるか……。

今村先生と相談の結果、毎回くじ引きで都道府県を選ぼう!ということになりました。

この動画は、第1回のくじ引きを撮影したものです。
 

第1回は富山県のあの武将!

くじ引きの結果、栄えある連載第1回は……富山県!

富山県は旧国名でいうと、「越中国」。

越中国の守護は畠山氏でしたが、戦国時代には守護代の神保氏や、越後の長尾氏などが入り乱れて争い、その後、織田信長の支配下に置かれました。

織田家において北陸方面を担当したのは、筆頭家老の柴田勝家。その与力であった佐々成政が富山城に入ります。

天正10年(1582)、本能寺の変――。

明智光秀を倒した羽柴秀吉と、柴田勝家との戦いが始まると、佐々成政は勝家側につきます。

しかし、賤ヶ岳の合戦で勝家が敗れて北ノ庄で自刃してからは、成政は劣勢に立たされることに……。

そのとき、秀吉の天下取りに待ったをかけたのが徳川家康です。家康とともに、成政もまた、北陸の地で秀吉と戦い続けます。

ところが、家康が秀吉と勝手に和睦。孤立してしまった成政は、家康を翻意させるため、極寒のさらさら峠へと向かうことになる――。

富山県の武将・佐々成政のさらさら峠越えを描いた連載第1回は、8月6日(火)発売の「歴史街道」9月号で掲載です。お楽しみに!

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