2017年10月23日 公開
2017年10月23日 更新
京都国立博物館開館120周年であり、初めて「国宝」という言葉が使われてから120年目でもある今年、同博物館にて特別展覧会「国宝」が開催中だ。
本展では、現在、国宝に指定されている美術工芸品約885件のうち、およそ4分の1にあたる全210件を4期に分けて公開する。福岡市東区志賀島出土の「金印」(Ⅲ期)をはじめ、「源氏物語絵巻」(Ⅲ期)、神護寺の「伝源頼朝像」(Ⅲ・Ⅳ期)、「油滴天目」(Ⅲ・Ⅳ期)など、誰しも一度は教科書などで目にしたことがある国宝が大集結する、見ごたえのある内容だ。
また、最後のⅣ期では、尾形光琳筆「燕子花図屏風」と円山応挙筆「雪松図屏風」、そして与謝蕪村筆「夜色楼台図」という、京都にゆかりある近世の傑作絵画3点が揃うなど、まさに会場は“奇跡の空間”となっている。
この機会に、写真などでしか見たことがない日本の「国宝」を、その目でじっくりと鑑賞してみてはいかがだろうか。
会場:京都国立博物館 平成知新館
京都府京都市東山区茶屋町527
会期:~2017年11月26日(日)
【Ⅰ期】10月3日~15日
【Ⅱ期】10月17日~29日
【Ⅲ期】10月31日~11月12日
【Ⅳ期】11月14日~26日
開館時間:9時30分~18時 ※金・土曜日は20時まで
(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般:1,500円 大学生:1,200円 高校生:900円
中学生以下無料
HP:http://kyoto-kokuhou2017.jp/
主催:京都国立博物館、毎日新聞社、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿
後援:文化庁、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会
特別協賛:島津製作所
電話:075-525-2473(テレホンサービス)
更新:12月04日 00:05