2016年07月11日 公開
2023年03月09日 更新
第2位は幕末の風雲児、坂本龍馬です。
・「龍のように力強く馬のようにしなやかに突き進むイメージがかっこいい」(40代、男性)
・「“龍”と“馬”が入っていて、いかにも時代を変えそうな勢いがある」(60代、男性)
・「行動とのマッチングに運命的な何かを感じる」(40代、男性)
・「響きも漢字のデザインも、龍馬の生き様を象徴しているようで、ドラマを感じます」(40代、女性)
激動の時代を生きた龍馬の姿と、名前を重ね合わせたご意見が多数ありました。
次いで第3位は戦国時代の革命児、織田信長。
・「インパクトがあり、一度聞いたら忘れない」(40代、女性)
・「現代では珍しい響きが良い」(50代、男性)
・「シャープな感じがして、人物のイメージにもぴったりあう」(10代、男性)。
“ノブナガ”という語感に好感を抱く声が目立ちました。
あとはやはり、「最期まで自分自身を貫き通した生き様にカッコ良さを感じた」(20代、男性)のような、信長自身の魅力と相まって投票した方もいらっしゃいました。
4位は上杉謙信ですが、初名の長尾景虎を挙げる方も。
・「謙信という名には、義の人として誠実な人柄が出ている」(60代、男性)
・「気品と強さを兼ね備えている印象」(30代、男性)
・「景虎という名は、越後の龍に相応しい勇猛果敢なイメージ」(30代、女性)
確かに、初名と法号では受ける印象が違いますね。
5位は、真田幸村(信繁)。ほとんどの方が実名の“信繁”ではなく、“幸村”を挙げていました。やはり、“幸村”の名で登場する講談本での活躍の印象が強いのでしょうか。
・「“幸せな村”という漢字の組み合わせは本当にかっこいい」(10代、女性)
・「真田という苗字に信念を貫き通す印象がある」(20代、男性)
6位以下は先ほどご紹介の通りですが、中でも熱いコメントが多かった2人を紹介します。
6位の長宗我部元親には、「響きに威厳を感じた」(30代、男性)、確かに四国の雄にぴったり(!?)の姓です。
8位の藤堂高虎は、「藤堂は高貴な印象で、高虎は力強く、戦国武将らしい」(20代、女性)というご意見が。ちなみに、阪神タイガースファンからの支持もありました(笑)。
次いで少数意見ながら印象的な人物をご紹介します。
▼西園寺公望「公家出身で姓名とも上品」(40代、男性)
▼山本五十六「日本海軍の気高さが感じられ、何故だか涙腺が緩んでくる」(40代、男性)
▼頴娃久虎(えい ひさとら)「最初見た時読めなかった。こんな名前の名刺を渡してみたい!」(40代、男性)
▼ジョン万次郎「西洋の名前とコテコテの日本名が絶妙なバランス」(30代、女性)
▼愛新覚羅溥儀「皇帝の名字に相応しい品を感じる」(40代、女性)
▼坂上田村麻呂「口に出して言いたくなる名前の響き」(30代、女性)
▼調所広郷「通称の笑左衛門に、“笑”という感情が入っているのは珍しい」(40代、男性)
▼井伊直虎「初めて聞いた時、非常に男らしいと思い、女性だとわからなかった」(30代、男性)
戦国武将の名前は、現代では珍しい響きや、あまり使われない漢字が多いと、今回の投票で改めて感じました。時代と名前の関連性を調べてみると面白いかもしれませんね。
更新:11月24日 00:05